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ギターのピッキングは浅く、軽く、速く

結論

素人さんの演奏見ていると、とにかくピッキングが深いです。これ苦しそうです。

そして、重いです。つまり一方向に行ってから反対方向に行くまでの時間が長すぎます。

さらに、遅いです。スピード、ファストじゃなくて、クイックにしましょう。

文字

たけうちみやこさんのペンの持ち方を知ると字が劇的に上手くなりますよね。ふわっと持って、サッと動かして、筆圧をコントロールしています。

板前さん

銀座のカウンターの板前さんの仕事を見ているともの凄い包丁捌きが軽いですよね。ティッシュでも切れるし、木材でも切れるような包丁で軽く、素速く食材を切ってます。

左足ブレーキ

レースカーのブレーキも左足で皮一枚分サッと踏むだけです。ぐいーっと踏むとスピンします。ハンドルもおりゃっと動かすのではなくて、軽くふいっと動かします。

ギターは

とにかく0.1㎜の深さと思いましょう。010のゲージの1弦の上半分を撫でるくらいで丁度いいでしょう。どうせちょっと深くなってしまいますし、心構えはそんな感じで十分です。

常に弦の真上にいる軽さが必要です。弦を通り超したところが定位置と考えると、バネのようにその位置に引き寄せられます。

ドルルルルッルウッ!って言うのが速いピッキングで、これはしんどいので、永久に細かいピッキングができません。

フウィッ!と言うのが素速いクイックなピッキングで、どんなリズムでもこなす事ができます。当然、イングウェイ的なことから、ギャンバレ的なことまで可能です。

スケール往復でバレる

スケールを一往復するとどのようなピッキンガーかバレます。以下の講座ちょろっとみてください。コイツが高速で演奏できるのなんとなくわかるでしょ? それはゆっくり往復している時でも浅く、軽く、速くしているから、ちゃんと抑揚が付けられて、しゃべりながらでも弾ける余裕があるからなんです。

マネしてね