オシャレなアルペジオ
芸術の秋にオシャレなアルペジオを極めてみませんか?どんなのがオシャレか分かりませんよね。私にも分かりません。ま、テンションってのを入れたアルペジオをオシャレなアルペジオってコトにしましょう!でも、どうやってテンションを入れるか分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、オススメのオシャレなアルペジオ3選が分かりますよ。
すべてキー=CのCMaj7にテンションを入れて行きます!
その①ナインス
テンションには3種類あり、ナインス、イレヴンス、サーティーンスです。このアルペジオはナインスを追加しています。初心者の方は形だけを覚えて下さい。中級者はDの音がナインスであることを分かって下さい。上級者の方は他のコードにも応用して下さい。教科書に出てくるようなアルペジオではなく、実践で使いやすい音並びにしてますよ。
その②イレヴンス
実はですねこのイレヴンスっていうのはコードを弾く時に避けるべき音であることが多いんです。特にメジャー・コードの場合はヤバい音なんです。その理由がコード・トーンの3度の半音上にあるからなんですね。なので「面倒なので3度の音を弾かなきゃいい!」としたのがサスフォーっていうコードなんです。ま、名称はともかく初心者の方は形だけ覚えて下さい。中級者の方はイレブンスの音がどれが分かりますよね?そう、2弦6フレットです。上級者の方は他のダイアトニック・コードにも応用して下さい。ちなみにこのアルペジオは4,3,2弦の音を重複して8分音符フレーズのようにしてみました。
その③サーティーンス
このアルペジオは5弦がルートです・・・「5弦弾く場所ないけど?」って思いますよね。そうなんです。ルートを弾かないアルペジオなんです。このようなアルペジオやコードを「オミット・ルート」と言います。「オミット」とは「省く」という意味です。テンションを追加して、ルートを省略なんてちょっと上級技だと思いませんか?
まとめ
オススメのオシャレなアルペジオ3選・・・ちょっと解釈は難しいのですが、弾くのは・・・いや、弾くのも難しいですねw。ま「オシャレに苦労はつきものよ!」と自分に言い聞かせて頑張って下さい。
このアルペジオはトータル・ギター・メソッド【アルペジオ編】のA035,A037,A039から1小節だけ抜粋したものです。本編にはダイアトニック・コード7種類を全て載せていますし、注意点も記載しています。私、津本幸司が動画でお手本を弾いていますので、是非ご利用下さい。さらに、トータル・ギター・メソッドのフェイスブック・レッスンでは日曜日を「自由投稿かアルペジオ」と選んで投稿できるようにしています。あらゆるバリエーションでカスタマイズしたアルペジオを聞くと自分の練習意欲に火がつきますよ!
お待ちしています。
津本幸司