クラシックから
ギタリストにとってクラシックってハードル高いですよね。でも学んでためになるものがたくさんあるんですよ。早速学んで行きましょう。
オーケストラ
今日学んで頂きたいのは「オーケストラ」。
オーケストラくらい知ってる?
って思ったでしょ?
でも意外と知らないことが多いものなんです。例えば、編成って知ってますか?なんとなくヴァイオリンがたくさんあるイメージだけじゃないですか?実はオーケストラって木管楽器が中心になって編成が組まれてるんです。具体的にはオーボエ、ファゴット、クラリネット、フルートの4種類の楽器です。これらが2本ずつある編成を「2管編成」って言うんです。で、この管楽器って結構攻撃的な音になりますよね?その攻撃的な音をヴァイオリンとかで「シャラァ〜」っとマイルドにするわけです。一本の管楽器の攻撃的wwな部分をマイルドにするのに数本のヴァイオリンなどが必要なので結果的にたくさんのヴァイオリンなどが必要なんです。
ヴァイオリンなどとは
ヴァイオリンなど・・・っていうのは具体的にヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスを意味します。ま、弦楽器って意味です。「ヴァイオリン属」っていう専門用語もあるのですが、実はこれを使うと間違いでコントラバスはヴァイオリン属ではなくてヴィオール属なんですよね・・・花の名前と属性、魚の名前と属性、蟹の名前と属性とかのあるあるに似てますね。
応用方法
ギタリストの皆さんはご自身でアレンジする時にどの音が攻撃的でどの音によってマイルドにするかってのを考えるといいと思いますよ。
もちろんこれを逆手にとる方法もあります。実際にクラシックの作曲家でもウィーンのシェーンベルクって人がヴァイオリンとかの数よりも管楽器の数を増やしてどぎつい音楽を作りました。これを聞いたロシアのストラヴィンスキーも納得したようです。
まとめ
ギタリストの皆さんもオーケストラの構成を応用してみてはいかがでしょうか?
津本幸司