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オジさんギタリスト(30〜60代)が知るべき音響学

若い頃より練習しているのに、なぜ音が良くならないのか

毎日ギターを触っている。
スケールもコードも、理論も一通りやった。
若い頃より知識も経験もある。

それなのに音だけが、昔と同じ場所をぐるぐる回っている。

もしこれに心当たりがあるなら、問題は指でも情熱でもありません。
「音をどう理解しているか」です。


機材を変えても、アンプを替えても、何かが違う理由

オジさんギタリストほど、機材遍歴は豊富です。
なのに音が安定しない。

理由は単純で、
「音を感覚だけで判断してきたから」です。

・今日は調子がいい
・昨日より抜けが悪い
・なんとなく太くない

これ、全部“感想”であって、説明ではありません。


『音楽家の音響学入門』が突きつけてくる現実

津本幸司 著『音楽家の音響学入門』は、優しい本ではありません。

この本が教えるのは、「良い音はセンスではなく、物理現象だ」という事実です。

倍音、周波数、アタック、減衰・・・若い頃に避けてきた言葉が並びます。

でも安心してください。数式はほぼ出てきません。出てくるのは「だからあなたの音はそう聴こえる」という説明です。


20代で読んでも分からない。今だから分かる

正直に言います。この本は若い頃に読んでも刺さらなかったはずです。

なぜなら20代は、
・練習量でなんとかなる時期
・勢いと体力で誤魔化せる時期
だからです。

でも今は違う。
努力しても変わらない壁を、すでに何度も見てきたオジさんです。

だからこそ、この本の
「耳は信用するな」
「録音しろ」
「音を観察しろ」
という言葉が、痛いほど分かる。


この本を読むと、練習の意味が変わる

「今日の音が良いか悪いか」ではなく
「なぜそうなったか」を説明できるようになる。

これは、若さでは手に入らない能力です。


上達したい人の本ではない

この本は、
「速くなりたい」
「テクニックを増やしたい」
人向けではありません。

・音に説得力が欲しい
・もう誤魔化したくない
・最後は“音”で勝負したい

そう思い始めたオジさんギタリストのための本です。

もし今、
「まだ伸びしろはあるはずだ」
と本気で思っているなら──

この本は、避けて通れません。

さーて誰の文章でしょう?

こんな記事・・・津本幸司の文章じゃないですよね・・・