質問頂きました
「僕はCm6を押さえるのが苦手なんです。このコードが出てきたら、止まったり、遅れたりするんです。他のコードでは大丈夫なんですが・・・どうしたらいいんでしょうか?」
お気持ち分かります。
心配無用です。
この記事を読んだら、苦手なコードができてた時にどうすればいいか分かりますよ。
結論
ブラッシングするんです。
リズム・ギター
そもそもコードを弾いている時は「リズム・ギター」を弾いている訳ですよね?これ分かりますよね?ホントに?100人のアマチュア・ギタリストと演奏すると「自分がリズム・ギターを弾いている」っていう自覚のないギタリストが99人〜100人です。ほとんどの人が「コード・ギター」のようなものを弾こうとしています。違い分かりますか?「リズム・ギター」と言うのはリズム優先です。「コード・ギター」というのがあるとすればコード優先です。上記の質問者さんもリズム・ギターではなくてコード・ギターを弾こうとしているから、コードが押さえられなかったら、止まったり、遅れたりしちゃうんです。基本的に自分が何を優先すべきかという考え方が間違っています。コードなんてどうだって良いんです。Cm6があるなら「6」なんて飾りなんで、どーでも良いんです。なんならマイナーもメジャーもどーだっていいんです。Cのルートさえ鳴れば・・・いや、ルートの音すらどうでも良いんです。タイミングに合わせてブラッシング音でも良いので右手はピッキングすべきなんです。だって、「リズム・ギター」なんですから。分かります?なのになぜ飾り程度の「6」でリズムを犠牲にしちゃうの?
面接
この質問をされた時に例えた話です。
大学受験でも、就職でもなんでもいいので、大切な面接があるとしましょう。そりゃ好感度上げるために、ビシッとスーツを着て、襟を正して、髪を整えて、靴を磨いて、歯を磨いて行くべきです。もしかしたら、時間にルーズな人間ではないということをアピールするために適切な腕時計をしていく方が良いかもしれません。
さあ、面接の日。
腕時計の調子がおかしいことが分かりました。
腕時計の修理なんて自分ではできません。
だから、
面接に行くのを止めた・・・
もしくは面接に遅れた・・・
分かりますよね。
まとめ
苦手なコードがあったら、ルートだけでも良いのでタイミングに合わせて弾くべきです。それも難しいならブラッシングだけでも良いので右手はタイミングに合わせましょう。
だって
「リズム・ギター」
なんですから。
津本幸司
トータル・ギター・メソッドではギタリストとして正しい考え方が身に付くように毎日真剣に質疑応答にお答えしています。是非ご活用下さい