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10年前から苦手ギター技術がある理由|大人のギタリスト用

大人ギタリスト

ま、指弾きの親指の当て方は正しいでしょう

大人のギタリストとお話をすると「10年前からこれが苦手なんです」「昔からそれが苦手で」「若い頃からあれが苦手で」と技術項目をあげて下さいます。当然必死でなんとか改善するヘルプをするのですが、私がその指導で出来るのは「応急処置」に過ぎないんです。根治させるにはその原因・理由を知らなきゃいけないんです。

原因・理由

過去から長期間に渡り苦手技術があるのは、「練習方法を変えてないから」です。

技術

楽器を操作する技術において、少しでも「やりにくいな」と思ったら、その時点での「練習方法が間違ってるのかも?」と疑うべきなんです。

当たり前?

当たり前って思いますよね。でも結構多いのが「何回練習してもこの技術上手く行かないんです」というギタリストです。一つの練習方法で上手くいかなかったら、別の方法をトライする、それでも上手く行かなかったらまた別の練習方法をトライする、それでも上手く行かなかったら上手く行ってるギタリストに練習方法を聞く、それでも上手く行かなかったら他の練習方法で上手く行ってるギタリストに練習方法を聞く・・・という流れを「得意になるまでやる」だけです。

同じ方法を繰り返して違う結果を求めるのはだめなんです。

プランB

もう一つプランBとして「ギブアップする」という方法もあります。私は料理に関してはギブアップしました。20代の頃に日本に帰国してサブコンシャスというアルバムを制作していました。スタジオでレコーディングの合間に、カップラーメンを作ろうとして、海外にいたので初めて見た「油そば」と書いてあるカップラーメンにお湯を入れて、3分待って食べたらどうもまずい・・・エンジニア、ローディー、マネージャー、レコード会社の人に囲まれて「わ!おい!おい!油そばをお湯で薄めて食ってるヤツがいるぞぉ!ぎゃははは!」と大草原でした。料理とは言えませんが、「方法が間違ってるかも?」と疑って蓋を読むとかしたら良いのですが、諦めました。それ以来、電子レンジも触ってません。

まとめ

長年苦手な技術がある方は、今すぐにその練習方法を辞めて、新たな方法を探して下さい。

最後に当然ながら、正しい練習方法を正しい順序で行うべきなんです。だからトータル・ギター・メソッドⓇを開発したんです。会員様が「なぜか上手くなる」と不思議がるポイントです。是非お使い下さい。

津本幸司

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