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ミュージシャンズ・ミュージシャンの練習法

ミュージシャンズ・ミュージシャン

はじめまして、1974年生まれの津本幸司と申します。昔音楽に携わる悪人をやっておりました。これではいけないと思い、改心し、2014年40歳から音楽に携わらない単なる悪人になりました。12年経ったので(52)もう一度音楽に携わる悪人に戻ろうと、師匠(68)と意気投合しました。

ただ、私達は過去も現在も未来も、ただの音楽家ではありません。ミュージシャンズ・ミュージシャンです。つまり、一般の方に聴いてもらう音楽家ではなくて、音楽家のための音楽家で、お客さんも全員音楽家というのが私達の姿です。一生黄色い声援を浴びることはありません。ドームツアーを自分名義ですることもありません。

シビアな世界

お客さんが10〜20人くらいの小屋で演奏するのが私達のライブですが、今ではライブストリーミングもあり千人以上がご覧になることも可能です。その動画閲覧者様はライブ客とは見なしませんが、その10〜20人のお客さんの耳はシビアです。ほぼ全員がギタリストです。チケット係、飲物係、掃除係も全員ギタリストという感じです。その状態で弾かなくてはいけないのです。そのシビアさが最高の瞬間なのですけどね。

まず、私達ギタリストの曲というのが、作品として一定基準の完成度が求められます。私は頭になる基準はバークリー音楽大学の学生達が宿題のレポートを書ける程度です。

構成、技術、理論、編曲、歴史などあらゆる方面から見て、いろんなレポートが書けるようにしています。過去に出して来た60曲全部その基準を満たしています。

逆に基準を満たしていない曲は没にしています。

練習法

まず、録音するんです。そして、自分の中の完成を作り上げます。それをリリースします。そして、ライブ用の練習をするんです。そうすると、「録音の時にこうしておけばよかった」というポイントが多数見つかります。

録音しなおさない

気持ち的にはもう一度録音したくなるのですが、それをやらないんです。雑念が入らない状態の録音の新鮮さに優るものはなく、それは永久に繰り返すことができないからです。より良い演奏はいつでもできますし、別物としてリレコーデッドとして出す事もできますしね。(権利の関係で、2006年には1999年のアルバムをリレコードしました。でも、1999年の方が私も含めて皆が好きです)

ミュージシャンシップが必要

この練習の時に必要なのがミュージシャンシップです。これは一定基準まで演奏の完成度を保っておくように自分を維持する行為です。お金、時間、体調などは関係ありません。金欠状態で、バイトに行く直前で、38度の熱があったとしても、練習しないと行けません。これができる人がミュージシャンズ・ミュージシャンになれるのです。

この世界には来ない方がいい

しんどいのに儲からない・・・これがこのミュージシャンズ・ミュージシャンの世界です。中には教材をバカみたいに大量に作って高額で売り付けて、日本人からぼったくり終わったら、英語で海外からぼったくろうと考えて荒稼ぎする詐欺ギタリストもいますが、そうでもしないかぎり生活に困ることになります。来ない方がいいです。

しかし、この世界に足を踏み入れると一般の音楽業界が微笑ましく見えますよ。

マジ練習の方法は以下にまとめました。

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