ギターを持ちながら
人と話する時ありますよね。
私達音大の試験官はその時の行動でいろんな事を判断できます。
自分が変な事やってたらどうしよう・・・知りたいですよね。
(共通点が肺呼吸だけの3人が若い頃)
心配無用です。
この記事を読んだらギターを持ちながら話す時にしてはいけないことが分かりますよ。
5位
手が指盤の上で動いている。
さすがに人と話している時にボリュームを上げて弾く人はいないでしょう。ただ、ボリュームを絞った状態で指を動かしている人が結構います。これは次の2つどちらかです。
1.演奏に自身がない。
2.話を聞く気がない。
どちらにしても付き合う人ではありません。
4位
手をポケットに入れている。
これ、隠し事をしています。隠し事といっても多種多様です。年齢や性別を偽っているようなことから、昨日カレーを食べたのにうどんを食べたと言ってしまったことまであるでしょう。最も多いのが、「自信の偽り」です。自信がないのに自信があるようなフリをしたり、弾けない曲を弾けると言ったり、知らないことを知ってるフリをしたりしています。
これ、見抜かれなくてもばれるのは時間の問題です。隠そうと試みた人は隠す癖が付いています。付き合う人ではありません。
手をポケットに入れていなくても手を隠している事がダメです。
手は自信の現れです。見せておくのが基本です。
写真の3人・・・全員の手がリラックスした状態で見えてるでしょ?
3位
髪をいじっている。
これは演奏だけではなく、自分自身の自信のなさの象徴です。
恥ずかしいのでやめましょう。
しかし、例外は2つあります。
- 1つ目は、薄毛を隠そうとしてる髪型の乱れを確認する癖が付いてる男性。これはしょうがないかもしれません。見て見ぬふりをしてあげましょう。
- 2つ目は、縦ロールの横にたれたクルクルを指に巻き付けて口を半開きにしてくる女性・・・・これは・・・ グーでパンチしましょう。
2位
スマホを見る。論外ですね。
人と話している時に、しかもギターを持っている時にスマホを触る人とは現実社会で付き合う必要がない人です。
1位
時計を見る。
これめちゃくちゃ多いんです。自分の腕時計を見る人はさすがにいませんが、壁の時計の時間を常に気にしている人がいます。中には「自分勝手に時間を奪ってはいけない!」と思いながらマナーと勘違いして時間を常に気にしている人もいます。自分が時計を見ている姿を人に見られているほど恥ずかしいことは亡いと思っていいでしょう。
その場に居たくない証拠です。
2005年、バークリー音楽大学の教員室で偉い教授達が話していました。
「レッスン中に時間を気にする生徒は100%音楽人生失敗する」
と言い切っていました。
私もそれを期に、レッスンの時に自分の右側に時計をおいています。私が話している時に一瞬でも目が右にいったら今後のお付き合いをお断りしています。もちろん、時折後ろを向いて時計を見させてあげるタイミングは作っています。
それが正しいのかどうかは知りません。ただ、このように考えている人が世界中にいることを知っておくと、思わぬ「損」をすることがなくなるでしょう。
まとめ
ギターを持ちながら話す時は
- 指を動かさない
- ポケットに入れない
- 髪を触らない
- スマホさわらない
- 時計見ない
以上で思わぬ「損」を回避して下さい。
若いギタリストを応援しています。
津本幸司
プロが作った、プロに認められた、プロも使うメソッドです。クリックしてご覧下さいトータル・ギター・メソッド