一瞬
プロ・ギタリストになるなんて一瞬なんです。その一瞬のチャンスを勝ち取るための準備をしなくてはいけません。なんのことか分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギタリストが一瞬でプロになるための準備方法が分かりますよ。
結論
信頼できる人のマネをしておくんです。そうすればチャンスはアナタのものです。
実例
私は一瞬でプロになりました。大学2年、20歳の時、1本の電話が、
「コージ、今すぐ来てくれ」
この電話以降、月収100万円を切ったことがありません。
他の記事でも書きましたが、私は師匠であるジョン・フィンの弾く曲を全て弾けるようにしていました。ギターだけをマネした訳ではありません。師匠がピアノを弾くなら私もピアノを弾きました。師匠が唄うなら私も唄いました。
数千人の中から師匠が選ばれて就任した高額のブロードウェイ・ミュージカルがありました。エレキ・ギター、アコースティック・ギター、ピアノ、ハモンド・オルガンを弾く仕事です。私はもちろん全曲、そして全楽器を弾けるようにしてました。ある時、師匠の娘さんが体調不良で入院。師匠は仕事より娘さんを優先しました。当然、誰かが代役を務めなくてはいけません。その電話が上記です。それ以降、師匠はその仕事を譲ってくれました。そして、あれよあれよと言う間に、テレビ、新聞、雑誌でもてはやされ仕事に恵まれ続けました。(当時は日本人なんて相手にされてなかったんです。20歳の日本人の若いギタリストが仕事に就けるなんてありえなかったんです)私は「ラッキーなだけ」と取材では答えていましたが、実際にはこのチャンスを勝ち取る準備をしていたのが分かるでしょうか?
(栗田貫一がルパン三世の声優の座に就いたのに似てますね)
ISMギタリスト養成所では
もちろん、私も生徒達に同じ事をしています。毎年何人もこの方法でプロにしています。来月も一人その方法でプロにします。その生徒は私のマネができます。そのマネが代役が務まるクオリティだと言うことを、私本人はもちろん、周りも知っています。ちなみにその生徒は私がその「一瞬」を与えるコトをまだ知りません。
楽しみ・・・
まとめ
信頼できる人のマネをしておく。これがギタリストが一瞬でプロになるための準備方法です。
津本幸司