正しいギター・メンテナンス
以下に10個メンテナンス項目を挙げますので、いくつ実施してるか確認して下さい。
①ボディはこまめに拭く
ボディは汚れたら拭くのではなくて、使ったらクロスでサッと拭く習慣を付けた方が良いでしょう。目立った汚れに気付いたときには手遅れになってることが多いからです。
②弦は弾き終わったら拭く
ギターの弦はその日に弾き終わったらサッと拭きます。手の脂がたっぷり付いた状態は弦の消耗を早めます。
③ハードウェアは見える範囲で掃除する
特にペグやアームやフローティング・ブリッジなどの動く部分はゴミがたまりやすいので念入りに掃除して下さい。穴系も忘れずに。
④温度差を避ける
温度差は木材への影響よりも金属部分の「結露」を誘発するので避けましょう。
⑤早めに弦を交換する
ギターの弦は古くなったら交換するのではありません。古くなる前に交換するんです。
⑥ネックの調整は季節ごとにする。
年間を通して安定したギターなど希です。春夏秋冬の季節やご自身の移動環境に合わせてトラスロッドを回して調整しましょう。
⑦プロのメンテナンスに依頼する
チューニングが合わなくなったり、自分では調整不可能なネックの曲がり方になってたり、ノイズが出たり、接触不良で音がでなかったり・・・応急措置ができない症状はプロのメンテナンスに見て貰いましょう。なんとか自分で・・・と頑張っても労力の無駄なことが多いです。
⑧ボディ裏側をガードする
以外と盲点なのがボディの裏側です。ベルトのバックルやジーンズのジッパー上のボタンが当たり続けて傷だらけになります。筆者はこの部分をガードする特許を申請して・・・アメリカに既にあって失敗したことがあります(苦笑)
⑨ケース内側を保護する
ギター本体や部品が消耗しないようにメンテナンスはしてると思いますが、意外とギターが他の物を消耗させてるんです。例えばギターのヘッドにある弦の端がケースの内側を消耗させてたりします。エンドピンもギターケースの底をピンポイントで消耗させています。何か被せるなどの方法で保護しましょう。
⑩洋服の肩
以外と消耗が早いのがストラップを掛ける方の肩の洋服の消耗です。摩耗に弱い洋服は着ないことや、ストラップの種類を工夫することや、同じ洋服でギターと洋服をセットにしておくなどの工夫をしましょう。
まとめ
いくつのメンテナンスを常にやってましたか?参考なれば嬉しいです。
津本幸司
お掃除グッズは以下から