ギターの上達
なかなか上手くなりませんよね。
上手くなっていく人を見たら「才能があったんだ」って思っちゃいます。
自分は才能なんてないけど、なんとか自分も毎日確実に上達できないものか・・・
心配無用です。
この記事を読んだら才能なんて無視して毎日確実に上達する方法が分かりますよ。
結論
- 自分専用のメジャー(測り)を作りましょう。
- その専用メジャーで毎日1目盛りずつ成長させましょう。
- 人のメジャーで自分を測るのは禁止です。
- 自分のメジャーで人を測ることも禁止です。
例えば
フィンガー・ボード上でどれが何の音か分からない初心者だとします。そして、なかなか覚えられないとします。そんな時に自分専用にメジャーを作るんです。ある初心者ギタリストの一目盛りは「1音覚えること」かもしれません、他の初心者ギタリストは一目盛りは「5音覚えること」かもしれません。どんな時でも自分の一目盛り分だけ毎日成長しようとすれば大丈夫です。ダメなのは一目盛り1音覚えることが自分のメジャーなのに、一目盛り5音覚える人のメジャーで自分を測って「あぁ、自分はこの人の5分の1だ・・・」と思ったりすることです。もちろん、一目盛り5音覚える人が一目盛り1音覚える人を測って「こいつ俺の5分の1だ!」と思うこともダメです。
尺度や基準
人それぞれ成長のスピードも違えば、練習時間も、体調も、体格も、環境も違うんです。他人の尺度や基準で自分を測ったり、自分の尺度や基準で他人を測ったりしてはいけません。
自分が当たり前と思ってることが人にはあり得ないことだったりもするんです。
現在私の運営するISMギタリスト養成所では、この度新しく開発したオンライン・メソッドであるトータル・ギター・メソッドの練習に励んでいる生徒がたくさんいます。トータル・ギター・メソッドは12編で構成されており、私自身は12人の後継者を作って引退したく思っています。生徒達の各12のポストの良い意味での取り合いが始まっています。その練習の中で、ある生徒はスケールはスムーズに弾けるのに、アルペジオが弾けない。ある生徒は全部覚えられるんだけど技術が付いてこない。ある生徒は技術があるけどフレーズが覚えられない。ある生徒は弾けるし覚えられるけどテンポが遅い、ある生徒はスムーズにテンポ良く弾けるし全部覚えられるけど3日に1個しか練習する時間がない・・・様々です。
でもどうしても周りを競争相手として見てしまいます。気持ちは分かりますが、スポーツのように同じ競技を同じルール上で競ってる訳ではないので、競争相手と考えても仕方ないんです。
自分のメジャーで一目盛りずつ成長すれば良いんです。
作ってみましょう
さあ作って見ましょう!ワクワクしませんか?自分で自分専用のメジャーを作るんですよ。どんな一目盛りにしましょうか?毎日1曲ずつ覚えて弾くことですか?それとも毎日スケールをテンポ5ずつ上げて弾くか?理論書を1ページずつ解釈することですか?それとも毎日1音ずつ覚えることですか?どんな一目盛りでも自分専用ですから正解です。人の一目盛りと比べる必要もありません。そして、条件として毎日一目盛りは成長するということを心に誓って下さい。これでバッチリです。
まとめ
毎日確実に上達する方法は、自分専用のメジャー(測り)を作って毎日一目盛りずつ成長させることです。
伸び悩むギタリストを応援しています。
津本幸司
自分で自分のメジャーが作れない?
自分の一目盛りの設定が分からない?
そんな方が迷わず成長できるようにしたのがトータル・ギター・メソッドです。