反対の練習順序
意外とギタリストって練習順序が正しい順序と真逆だったりするんですよね。よく分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、自分が真逆の練習時間の使い方してないか分かりますよ。
結論
正しいのは「実践してから→基礎練習」です。
真逆の間違った方法は「基礎練習してから→実践」です。
具体的に
この「実践してから→基礎練習」する方法は毎年のタイム・マネージメント・セミナーで(2021年は3月21日)受講者に考えて頂くもののうちの一つです。
1.「実践してから→基礎練習」
例を挙げると、スタンダード曲のアドリブをまず弾いちゃいます。キーがGmの曲でD7♭13が出てきました。とっさにハーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビローが出てこなかった・・・オルタードが出てこなかった・・・という問題が起こります。そこでやっと。そのハーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビローとオルタードの練習を始めるんです。その2つの練習をしているとそもそもハーモニック・マイナー・スケールとメロディック・マイナー・スケールに覚え損じがあった・・・ということに気づきます。そこで、その2つのスケールの基礎練に行くのが正しい順番です。
これにより練習が終わった時にどのような状態になってればいいかが明らかですし、どのような環境でどう対応できるようになるために練習してるかも明らかです。
2.「基礎練習してから→実践」
真逆の間違った方法は、「基礎練習してから→実践」です。上記の例で行くと、片っ端からハーモニック・マイナー・スケールとメロディック・マイナー・スケールを練習する。どこに向かってるかもわからずひたすら練習。そしてそれらがハーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビローとオルタードと同じであるということを知る。そしてそれが実践できる曲を探す・・・でイマイチ・・・よくあるパターンです。そりゃそうですよね。どこに向かって練習してるか分からないんですもの・・・完成図が見えずにお絵かきしてるようなもんです。
このバランスを15分単位でレベル別、スタイル別、目標別、環境別に考えて行くのがタイム・マネージメント・セミナー
まとめ
2021年はコロナがあるので少人数でしか開催できないことになってしまいました。この記事がアップされる頃に空きがあるかどうかは不明ですが参加ご希望の方は事務局に問い合わせてみてください。この「実践してから→基礎練習」をどのような項目に活かすかを考えるのはテクニックの1個です。この手のタイム・マネージメント・テクニックを100個紹介します。タイム・マネージメント・セミナー