70年代から

まぁエリック・クラプトンとか言うギタリストがブルースフレーズを高速で弾いたり、リッチー・ブラックモアがハーモニック・マイナーを速く弾いたり、その真似をした白豚がフェラーリに乗りながらバッハの真似事したり、さらにその真似をする学校ができたり、王者と崇める雑誌が出たり・・・と過去数十年テクニック重視の時代が続きました。
今は違いますね。
東海岸では
過去3週間アメリカ東海岸を転々としていますが、流れるのはアメリカンロックばかりです。でもオールディーズや80'sが多いんですよね。最新の音楽って流れてないです。レストランでもスーパーでもお土産屋さんでもバーでも・・・そして、楽器屋さんでもです。
学内でも
バークリー学内でも技術を追い求めて一生懸命練習している学生が少なくなったような気がします。技術は技術で持っておく必要があるとは思いますが、そうではなくて、一音一音の芸術的な意味をちゃんと理解して追求するような学生が増えたと思います。
テクニック派も
テクニックを重視する学生達も個人のテクニックではなくてアンサンブル全体のテクニックとしてスナーキー・パピーのような感じに向かっているようです。彼らはノーステキサス大学の軍団、つまりアメリカ南部の軍団なので、私達東海岸チームとしてはうぬぬぬ・・・となるのですが、時代の流れでしょう。確かに彼らは凄いです。
個人プレイに否定的
個人がスタンドアウト、つまりアンサンブルではなくて単体でメンバーの一人、例えばギタリストだけが目立つような状態に対して否定的な見解が多くみられます。これは学生達との話、教員達との話を聞いていても顕著です。
つまり過去の津本幸司みたいな存在は不要ということです。私の師匠とも話しました・・・
路線変更か?
では、テクニック派のギタリストは路線変更すべきか?・・・そうじゃなくて、この個人のプレイを活かしてアンサンブル全体を組み上げるように使うべきなんです。その中でもじゅうようなテクニックが・・・
ロングトーン
です。
ギルモア的
デイビット・ギルモアのように長い音だけを演奏して幻想的な雰囲気を作り上げて、長時間演奏しても飽きないような感じってなかなかできないですよね。今はそれが求められるんです。これは私も練習が必要です。一緒に練習しましょう。
津本幸司