不協和音はキレイじゃない響き?
じゃあ、不協和音ってどの和音?
それって間違いなの?
じゃあ、その反対のキレイな響きの和音って?
分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら不協和音が何か分かりますよ・・・と言いたいところですが、不協和音か何は分かるようになりません。ただ、そんなこと知らなくてもいいと言うことは分かりますよ。
根拠
不協和音が何か定義できないのですが、仮に「キレイじゃない響きの和音」と定義づけましょう。
どれがキレイでどれがキレイじゃないかって誰が何の基準で決めるんでしょうか?
モーツァルトに言わせたら私達ジャズ・ギタリストが使うコードなんて不協和音かもしれません。
ストラヴィンスキーに言わせたらそのコードはキレイに響く幼稚な和音かもしれません。
つまり立場によってかわるので、不協和音が何かは定義できないんです。
だから不協和音が何かを知る必要はありません。
しかし
音程の分類には決まりがあります。
キレイに響く、汚く響くどころの分け方ではなくてもっと細かく分かれています。
頭が痛くなる表を載せますので、人前で音程の協和、不協和を話す時はきっちり!この表を覚え(たふりをしてこの表を見)て下さい。
ただし!
「協和」「不協和」という用語の意味は「正しい」「間違っている」という意味ではありません。
先にも述べたように私達ジャズ・ギタリストが使うコードなんて不協和音程の寄せ集めのようなものです。
まとめ
- 不協和音が何かを知る必要はありません。
- 4種類の音程の分類だけ覚えて下さい。
- 「協和」「不協和」が「正しい」「間違っている」とは無関係であることをお忘れなく。
初心者のギタリストの参考になれば嬉しいです。