ギタリストのライブ衣装
迷いますよね。中二病っぽいのがいいのか、あえてカジュアルがいいのか?スーツ着たらどこかのムカつく偉そうなギタリストみたいになるし・・・裸にネクタイがいいかな?
お気持ちわかります。
心配無用です。
この記事を読んだら衣装の注意点が分かりますよ。
靴!
とにかくギタリストは、いや音楽家は、いや男は、いや人間は「靴」なんです。
あとはジーンズとTシャツでも、貴族風衣装でも、スーツでも大丈夫です。とにかく靴だけ良い物をケアして履いて下さい。
落合正勝様
私が服飾業界で最も尊敬する人は落合正勝先生です。残念ながら10年ほど前に他界されました。何度かお会いしましたが、私の服のメンターです。趣味に至るまですべてこの方から受け継いでいます。この方は毎回同じことをおっしゃいます。
「予算があるなら半分を靴に使いなさい。」
靴が人のファッションの全てだそうです。
「津本君は分かってるほうだから靴が汚れている人とは付き合わないようにね。」
と、言われたのが心に残っています。
それ以来、かかとの減りも細かく見られていると思いながら外出しています。
みんな同じことを言います
服なんてどうでもいい、まず「靴」と、一流を知っている人はみんな言います。ファーストクラスのCA、ホテルの支配人、レストランのオーナー、投資家、起業家。私もドバイやシンガポールのホテルで視線が靴にあることを何度も体験しています。
(関係ないですがそのシンガポールのホテルの上はプールなんですよ↓)
日本では、ホテルやレストランでも「お辞儀」という靴を見る口実まであるんです。
カンザス大学
心理学のギラス先生の有名な研究で靴でその人の社会的地位が分かるというものがあります。科学でも立証されているんです。
まぁ、よく考えたら当たり前ですよね。んな、CAや支配人や大学の研究がなくても、きったない靴の人がまともな人なわけないですよね。
音楽に出ます
音楽に出るんです。
そう、「靴」が。
「どうせ、靴なんてあまり見えないし、ステージ暗いし、なんでもいいや・・・
それより、この十字架のネックレスが・・・・」
こんな音楽家の演奏は低レベルです。
「靴」は例え誰も見てなくてもピカピカに磨かれている必要があります。
靴は自分の内面
音楽家としての内面が靴にでるんです。
高い靴である必要はありません。ケアされていたらいいんです。私の生徒さんでもABCマートで買った1500円くらいの運動靴をキレイにケアして履いてる方がいらっしゃいます。すごく素敵なアドリブをされます。それができたら、はじめて「どんなジャケットにしようかなぁ」「花柄のワンピがいいかなぁ」「紫のベルベットのふんどしがいいかなぁ」と悩み始めればいいんです。
まとめ
ギタリスト、ミュージシャンの衣装はまず「靴」を良い物を、徹底的にケアして履いて下さい。靴は音楽家の内面です。靴を磨いているあなたは音楽性を磨いているんです。
悪いことではないのですぐ実践して下さい。