カート

これだけ自動運転だとか空飛ぶ車だとかがあるのに1955年に生まれたカートがなくならないのは構造が原始的だからです。シャシーにタイヤがくっ付いてるだけです。自転車みたいなチェーンをガソリン燃やすエンジンで高速回転させるだけです。デフギアすらありません。20万円のエンジンも10回乗ったらご臨終です。レースガソリンも1日2、3千円かかる燃費の悪さです。コンピューターではなく、基本物理でしか動かないのです。この原始的構造だから、世の中からなくならないんです。
ライカ
カメラのライカ・・・白黒であのぼわーっとした写真って永久になくなりませんよね。あの古いレンズの組み合わせによる光の演出はテクノロジーではカバーできないんです。再現はできますけど、偶然の産物をどう先に再現できましょう。だから数百万円の値が付くんです。この前はライカ集団の撮影会にモデルとして参加しましたが、取り憑かれたように写真を撮ってます。
エレキギター
1954年に生まれたエレクトリック・ギターですけど、これってコンピューターで鳴らせないの分かります? 私が2017年にパリの学会で発表した内容なんですけど、あまりに構造が原始的過ぎて誰が弾いてもある程度「下手」になって、ピッチが狂って、その再現度が自分でも難しくて個性が出すぎるからです。
だからこれだけコンピューター技術が向上しても、エレキギターを手で弾くという行為は消えないんです。
合格ラインがない
ドラムやベースやキーボードなどはある程度合格ラインがあるので、打ち込みでもアプリでもそれっぽくできますが、エレキギターにはその合格ラインがないというか、逆側に合格ラインを設けることができるので、打ち込みとかアプリではムリなんです。
たとえば、津本幸司と真島昌利氏とどちらが上手いですか? 比べものにならないくらい真島昌利氏が神レベルですよね。真島昌利氏のような演奏は、バークリー音楽大学出ても、藝大出てもできるようにはならないんです。
これがエレキギターがなくならない理由です(パリの学会でこの例は出せなかった笑)
金持ちしかできないこと
ライカは金持ちしか買えません。よくカメラマンの方々が「ライカなんてカメラマンの職業では買えない」と言っておられます。
カートもバカみたいに金がかかります。1回乗るのに5〜10万円、カートは150万円、エンジンは使い捨て、タイヤも数回でパーです。サーキットには芸能人、お医者さん、オリンピック選手達がフェラーリや、ランボルギーニで「惨めそうな顔」して来場し、上空からどっかの社長さんがボボボボとヘリコプターで来場するという感じです。よく聞くのは「普通の車好きはカート乗れない」ということです。
ギターも今となっては高級ギターコレクションは金持ちにしかできません。私達のような「ギタリストにはギターが高くて買えない」状態です。
ただし!
ただし、ギターは20万円もあれば、とりあえず一式揃えることができます。だから始めようではありませんか!
一生の友になりますよ。
はじめまして、津本幸司というギタリストをやっていたものです。
老後のギタリストを目指して練習しています。
今後もどうぞ宜しくお願い致します。
津本幸司
理論コース始めました