ピッキング
色んな名前が付いていて分かりにくいですよね。でも「インサイド・ピッキングって何ですか?」って今さら聞けないですよね。
心配無用です。
この記事を読んだらインサイド・ピッキングが何か分かりますよ。
結論
インサイド・ピッキングとは、2本の弦を弾くときに低い方の弦をアップ、高い方の弦をダウンで弾く方法です。
例えば
例えば5弦と4弦を弾くとしましょう。この時に5弦をアップ、4弦をダウンで弾くのがインサイド・ピッキングです。言い換えれば、2本の弦を移動する時に弦の「内側(インサイド)」をピッキングするということです。
実例
この譜例で弾くのは5弦と4弦だけです。5弦と4弦を移動するのは赤い四角で囲った部分です。この時に低い方の5弦がアップ・ピッキング、高い方の4弦がダウン・ピッキングになっているのがわかると思います。これらがインサイド・ピッキングをしている場所です。
(この譜例はトータル・ギター・メソッドテクニック編004【インサイド・ピッキング】から2小節抜粋したものです)
アウトサイドもある?
インサイド・ピッキングがあるので当然アウトサイド・ピッキングもあります。お分かりの通り、2本の弦を移動する時に弦の「外側(アウトサイド)」をピッキングするということです。今度は2本の弦を弾くときに低い方の弦をダウン、高い方の弦をアップで弾きます。
実例
この譜例で弾くのは5弦と4弦だけです。5弦と4弦を移動するのは赤い四角で囲った部分です。この時に低い方の5弦がダウン・ピッキング、高い方の4弦がアップ・ピッキングになっているのがわかると思います。これがアウトサイド・ピッキングをしている場所です。
(この譜例はトータル・ギター・メソッドテクニック編005【アウトサイド・ピッキング】から2小節抜粋したものです)
まとめ
以上【インサイド・ピッキングとは何か】ついでに【アウトサイド・ピッキングとは何か】でした。
当然、内側を弾くインサイド・ピッキングは弾きやすく、アウトサイド・ピッキングは弦を跨いで外側を弾く訳ですので難しんです。でも、どうしてもオルタネイト・ピッキングで弾くと、フレーズの都合上、まんべんなくインサイド・ピッキングとアウトサイド・ピッキングが登場しちゃうんですね。練習方法はまた今度お話することにしましょう。(メソッドには細かく記載しました)
頑張るギタリストを応援しています。
津本幸司