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ギタリストの音楽の発信方法

俺はギタリストになって

自分の音楽を発信したい!

若い方からよく聞く言葉です。でも、これちょっと足りないんです。

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(若い頃はこんなことやっていました)

心配無用です。

この記事を読んだら自分の音楽の発信方法が分かりますよ。

結論

「こういう音楽を聴きたい人が多いし、自分がやりたい音楽と合致しているから、その自分の音楽を発信したい!」と考えるべきなんです。
つまり、聴き手が欲しい音楽を発信しないといけないんです。自分が発信したい音楽だけだと不十分なんです。

例えば

こんなメッセージを伝えたい!
こんな曲を聴いて欲しい!
こんな思いを伝えたい!
自分の音楽を発信したい!

これら全部自分の都合なの分かりますか?
これ聴く人の話を聞きましたか?

音楽は『演奏する人』と『聴く人』がいて成り立つんです。

聴く人=相手の話は聞いていますか?

相手の話を聞かずに自分の話を聞いて貰おうとしていませんか?

このまま音楽を続けたら「自分がやりたいことだけをやる音楽家」になります。趣味で続けるなら全く問題ないでしょう。でも、人に聴いて貰おうとするなら別問題です。人に聴いて貰うなら聴く人の要望にお応えする気持ちがないといけません。

多くの場合

自分の音楽を発信したい!と言う人と話をすると、まるでムキになって討論している中途半端な研究者のようになります。

人の話を聞くときに「次に自分はなんて言おうか」を考えながら聞いています。

人の話を聞く時に口を挟めるタイミングをハイエナのように狙っています。

聞いた言葉の反論ができる部分がないか常に探しています。聞いたことすべてを自分の経験や価値観と照らし合わせて聞いています。

つまり、自分基準で聞いてるんです。

当然、音楽も同じようになります。「人が何を聴きたいか」を無視して、自分がやりたい音楽だけを発信しようとしてしまいます。

当然、誰にも相手にされません。

(私の知り合いの大学には上記の悪い例としての話の聞き方をする先生がいるそうです。10年研究室を存続した結果、日本人学生からは見放されてしまいました。しかし研究室を存続させるために学生が必要です。そのため、海外から学生を募集して半分以上の学生が日本語が分からない留学生が占めるようになったそうです・・・こうなっちゃうんです)

対処法

音楽じゃないところで、「人の話をじっくり聞く」と良いでしょう。
相手の立場に立って「この人は何が言いたいのか、何が分かって欲しいのか、どう解釈してあげるのが最もこの人のためになるのか」を考えるようにしましょう。そうすると、音楽面でも人が聴きたがっている音楽が何か分かるようになり、自分が発信したい音楽との「ズレ」も確認でき、方向修正できます。

まとめ

むやみに、自分の音楽を発信したい!と考えずに、人が何を聴きたがっているかを考えてから、勝算をもって自分の音楽を発信したい!と考えるといいですよ。

津本幸司

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