50年でのトップ5
50年間世界中を回って食べた美味しい物トップ5を紹介します。予算は結果的に全部500円以内に納まることになりました。
ベスト5 山菜そば
2010年冬に心肺トレーニングで筑波山を三往復上り下りしました。三回目に上ったら最後の下りはクールダウンとしてゆっくり降りるので、頂上で山菜そばを食べました。信じられないおいしさでした。
ベスト4 どん兵衛
1996年真冬にニューヨークのミュージカルで荒稼ぎして、ボストンに戻りました。一度贅沢してみようと思って、ボストンのスーパーで売っていた4ドル(当時は500円くらい)の日清どん兵衛を買いました。ありえないおいしさを今でも覚えています。
ベスト3 バーガーキング
2007年のハワイのトライアスロン大会終了後に脚が完全に動かなくなり、食べものが買いに行けない状態でした。店は近くにあるのですが、店内を人の流れにそって動けない状態です。行列ができている店なら止まって待てるのでバーガーキングに並びました。(トライアスロン大会やるとこのようなジャンクフードの店に行列ができるのです。みんな欲するからです)
普通のハンバーガーだけを頼みましたが、驚きです。こんな塩分と糖分を欲している状態の極限状態の人間を救う食べものがあったなんて。神様、仏様に感謝したのを覚えています。
ベスト2 コンビニのおにぎり
2006年、サード・アルバムの録音が終わり、娘の幼稚園卒園時にドバイに一ヶ月旅行に行きました。あり得ない豪遊をしたというか、アトラクションとしての成金趣味を楽しむのが目的でした。(金の便器とか)で、帰国して、帰宅したのは夜10時でした。お腹が空いたので、私がコンビニでおにぎりを買って食べました。家族三人で顔を見合わせて「わ! お、美味しい・・・」と、言いました。まさに「幸せの青い鳥」です。
ベスト1 コンビーフ
1987年中学1年生の時に、当時住んでいたイランのテヘランから見える山(アルボルズ山脈)でスキーをしました。
外交官の方々、商社マン、新聞記者達と行きました。つまり皆ある程度金持ってる分けです。全員お城みたいな家に住んで何人も家政婦がいます。私達も普段は二人のお手伝いさんが作る料理(美女と野獣に出て来る感じの料理)を毎日食べていました。
全員がそんな生活の中、スキー場でお茶と缶のコンビーフを食べました。死ぬほど美味しいとはこの事だと思いました。全員が「おおおお!」とうなり声を上げていました。
まとめ
さて、申し上げたいのは他でもありません。
上記五種類の食品を買ったところで美味しいとは感じないということです。
経験していない人は語れないのです。沈黙するだけの人生にしないためにはどうしたらいいと思いますか?
お金じゃないんです。 技術じゃないんです。 生き方なのです。
津本幸司
こちらのコースのサンプルビデオだけでもご覧下さい