今の自分
どうですか?自分のギターの腕前
ぼちぼち?
そこそこ?
まぁまぁ?
こんなもん?
ダメですよ、今の自分をそんな風に考えちゃ。
心配無用です。
この記事を読んだら今の自分をそんな風に考えちゃダメかが分かりますよ。
結論
ギタリストに限らず向上するミュージシャンって「現状否定論者」なんです。つまり、「今の自分は全然ダメだ!もっと頑張らないと!」って思い続けてるんです。だから向上するんです。
言わない
ただ、一流ミュージシャンはこうやって自分が現状否定論者であることを人前で言わないんです。なんで言わないか分かりますか?
当たり前だからです。
皆さんも友達に
「俺、昨日風呂入ったんだぜ!」
とか、言いませんよね。当たり前ですものね。
言う人
現状否定を口に出して言うギタリストっていますよね。
「俺は自分の現状に満足してないんだ!だから頑張るぞ!」
これは別に悪いことではありませんが、現状否定論者ではない可能性があります。一時的に頑張ってるだけで、一山乗り越えたら満足しちゃうギタリストかもしれません。
もし友達から
「あのさ、昨日さぁ、実は、ふふふ・・・お風呂入っただよね!だから俺って清潔!」
って言われたらどう思います?来週会うのが怖くなりますよね。珍しいことだから声に出して人に言うんです。
具体的に
ライブなら
一本やり終わった時に「イェーイ!お疲れぇ!楽しかったねぇ!」と、挨拶をするのは良いでしょう。でも、ライブ後に撮影した動画を見てはニヤニヤして満足していてはいけません。ドンドン反省点を見つけてガンガン改良しなくてはいけません。そして、ハイ次のリハーサル〜、次ライブ〜・・・とエンドレスにやらなくてはいけません。
練習なら
フレーズ1つ弾けるようになったとします。それで満足してはいけません。10個も20個も弾けるようになればいいです。100フレーズあるフレーズ集を弾ききっても満足してはいけません。全て実践で使ってナンボと思って前進しなくてはいけません。全部使いこなせても満足してはいけません。新たな10個弾けるようにするとか、覚えた100フレーズを改良するとか・・・とにかく現状否定をして「まだまだ!」と思いながらエンドレスに上達することが当たり前になればバッチリです。そのうち、ちょっと旅行に行ったりして自分が上達していないことにビックリするようになります。そしてなんと上達してないことへの禁断症状が出るようにもなります。こうなればプロの仲間入りです。
まとめ
「今の自分は全然ダメだ!もっと頑張らないと!」と、思いながらエンドレスに上達することを当たり前と思えるギタリストになって下さい。
津本幸司
でも・・・
スタートを切るのが大変なんです。そして継続も大変なんです。誰かがスタート地点を決めて、誰かが毎日の項目を決めて、誰かがノルマを決めて、誰かが毎日チェックしてくれれば問題なしです。頑張るギタリストのために、そんな夢のような状況が作れないものか・・・と、20年ほど悩んでいました。
で、作りました。↓