楽譜の扱い方
丁寧に扱うのがいい?注意点を書き込んだ方がいい?分からないですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、どのように楽譜を扱えばいいかが分かりますよ。
結論
真っ黒にして下さい!
つまり、書き込みだらけにする癖を付けて下さい。
断言します
一流の音楽家ほど楽譜に書き込みをたくさんしています。楽譜の書き込み量が音楽家のレベルと言っても過言ではありません。世界中で見てきました。
最近では
東京藝術大学のイベントがありました。響きの悪い東京駅の駅前の丸ビルです。お客様は100名ほどです。伴奏は藝大生、私はギターで伴奏しました。演奏曲はフライミー・トー・ザ・ムーン・・・キーがCでドシラソファ〜・・・ですよ。ずっこけるほど幼稚な曲です。
リードを弾くのは
テーマをヴァイオリンで演奏するのは、なんと藝大学長の澤和樹先生です。「学長の後ろでエレキ・ギターなんて鳴らして良いのかな・・・」と、心配になっていました。盛大な拍手と共にステージに上がって来られた学長が譜面台に楽譜を開いた瞬間!
書き込みで真っ黒でした!!!
「うそ?!」
「ってことは前もって練習してくださったって事?!」
「このレベルの演奏家が、このレベルの曲を、このレベルの場所で弾くのに、注意点があるってこと?!」
「それを書き込んでこのイベントのために、より良く弾こうとしているってこと?!」
さすがの私もこの歳になって、この驚きをするとは思っていませんでした。
これが「ミュージシャンシップ」なんです。音楽家のあるべき姿なんですね。
まとめ
楽譜は真っ黒になるまで書き込みして下さい。これが「ミュージシャンシップ」です。皆さんに参考になるように書いているようで・・・実は自分に言い聞かせています。