難曲
難しい曲ってありますよね。
ずっと練習しているのになかなか弾けるようにならない。
お気持ち分かります。
心配無用です。
この記事を読んだら難しい曲を弾くための2つの練習方法が分かりますよ。
方法
1つ目はインテンポ(テンポ通り)に練習。
2つ目はゆっくり練習。
上記の2つの練習方法は両方やってはじめて意味を成します。どちらかだけではダメです。
例えば
例えばあなたがロック・ギタリストであり、練習している難しい曲があるとしましょう。仮にその曲のテンポが140bpmで、長さが8小節だったとします。内容は以下の通りです。
- 1、2小節目:リズミカルな8分音符
- 3、4小節目:ロング・トーンのビブラート
- 5、6小節目:チョーキングのあるブルース・フレーズ
- 7、8小節目:速いスウィープ・アルペジオ
この曲の難しさは、リズミカルな8分音符のノリであったり、ロング・トーンのビブラートであったり、チョーキングやスウィープの技術であったりします。
リズミカルな8分音符やロング・トーンはインテンポで弾かないと意味がありません。ゆっくり弾いてもその曲が持つリズミカルな感じにはなりませんし、ロング・トーンを倍の長さにしたところで無意味ですよね。
一方、チョーキングのあるブルース・フレーズや速いスウィープ・アルペジオは技術を正確に身につける必要があるので、遅いテンポから練習して技術の向上を目指すべきです。
つまり、曲の内容によってインテンポで練習すべき箇所と、ゆっくり練習すべき箇所があるんです。
間違い
良くある間違いが
「ゆっくり弾けないのに速く弾けるわけないだろう!」
と、言い張ってすごく遅いテンポでいつまで経っても弾き続けることです。
もう一つの間違いが、弾けた気になってインテンポでグチャグチャに弾く事です。
どちらもダメなんです。
まとめ
自分で「この箇所はインテンポで練習すべきだな」「この箇所はゆっくり練習の方が適切だな」と考えて難しい曲を乗り越えて下さい。分からない場合はいつでも会いに来て下さい。
頑張るギタリストを応援しています。
津本幸司
そうだ、上達しよう!→トータル・ギター・メソッド