フレットとは
フレットとは何か・・・初心者でも分かるように、上級者でも勉強になるように記載します。
目次
初心者用
フレットとはギターの指板に打ち込まれた金属。
脱初心者用
フレットとは音の高さを変えるための仕組み。音が高くなるにつれて幅が狭くなる。
中級者用
フレットとは十二平均律に固定されている指板上の隆起物。ニッケルやステンレスで作られる。
中上級者用
フレットとはギターの指板を音高別に分けるもの。雑な構造であるため、微妙な誤差が所々に生じてしまう。バズフェイトン・チューニング・システムやサークル・フレッティング・システムなど誤差を無くすための工夫がされるものもある。
上級者用
歴史的な知識として、フレットはギターなどの撥弦楽器だけでなく、ヴァイオリンのような擦弦楽器にもその昔はフレットがありました。ヴィオールといいます。当時、フレットは歴史的には嫌われ者でした。「ギターのような庶民のくだらない楽器に付いているもの」として扱われ、フレットのないヴァイオリンが「高貴な音楽家」に使用されるようになりました。つまり自転車の「補助輪」のような扱いを受けていたんです。
民族楽器のセタールなどは金属ではなく糸を巻き付けただけのようなものもあります。
十二平均律ではなく四分音(半音の半分)まで出せるフレットもあります。
どのフレットを押さえるかを示す「タブ譜」は楽譜が進化するより先に確率されていました。場所を数字で表す方が容易なのは想像に難くないでしょう。
まとめ
フレット・・・一言で言っても奥が深いんです。
トータル・ギター・メソッドⓇでは機材に関する詳しい知識、使い方の提案まで細かく解説しています。是非ご参加下さい。
ご質問お待ちしています。