年上の人
偉そうな人・・・いますよね。ホントに偉いならまだしも偉そうなだけって見苦しいです。そんな偉そうな人からは一目散に逃げるのが良いのですが、若い音楽家が成功へのステップを登っている時に、どうしても付き合わなきゃいけないことってありますよね。どうやって付き合えばいいのか?分かりませんよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、偉そうな年上との付き合い方が分かりますよ。
結論
心の奥を分かってあげる。
上から目線でいいんです。偉そうにしてる理由を分かってあげましょう。
具体例①
テレビの取材で本棚の前で解説する偉そうな専門家・・・「ほら!見てごらん!俺ってこんなに難しい本を並べてるからすっごい偉いっての分かるでしょ?頭良いの分かるでしょ?信用できるでしょ?」ってアピールしてる訳です。そんな人に出会ったら
「わ〜、すごい難しそうな本がいっぱい・・・自分なんて一冊も読み切れないっすよ。ちょっとは頑張らないとなぁ・・・」
と、言えばこの偉そうな専門家の欲求は満たせてあげてるので上手く付き合えます。
具体例②
ラーメン屋さんの前で店長が腕を組んで睨んでる写真が飾ってある場合・・・「見て!ラーメンのスープ一滴にもこだわってる感じが出てるでしょ?!真剣っぽいでしょ!」と言いたいんです。そんなラーメン屋さんに入ったら
「わ〜、これがこだわりのスープなんですね・・・」
と、ぼそっと言えば、ラーメン屋さんの欲求は満たせてあげてるので上手く付き合えます。
具体例③
「結局ぅ」と話の途中でちょくちょく言ってくるオッサン・・・「グダグダ話しちゃったけど、まとめたい・・・んだけど、自分じゃまとめられるほどの頭脳がないから、今から話すこと結論だと思って聞いてね。多分同じグダグダが続くと思うけど、理解できなかっても俺のせいにしないで自分が悪いんだと思ってね。で、分かったふりしてくれると嬉しいし、納得してくれるとさらに嬉しいよ!」という心の叫びなんです。そんなオッサンに返す言葉は1つ
「あ、なるほどぉ!」
これでオッサンの欲求は満たせてあげてるので上手く付き合えます。
具体例④
こっちの話に「だから〜」で返してくるオヤジ・・・「キミの言ってることは俺の話を聞いてないっていう証拠だよ。俺にもっと注意を払って、俺だけを見て、俺の言うことだけを聞いとけばいいから!」というかまって欲しいという願いの表れなんです。こんなオヤジに返す言葉は1つ
「あ!そうか!」
と、このオヤジの過去の話を思い出したような素振りを見せると、このオヤジの欲求は満たせてあげてるので上手く付き合えます。
具体例⑤
「実は」というオバハン・・・「私の話って意外性があるでしょ?あなたって違うこと考えてたと思うから、ホントのことをあなただけに教えてあげるね。私って貴重な話が出てくる存在なのよ」と、アピールしてるんです。こんなオバハンに返す言葉は1つ
「え、マジっすか!」
このように意外性を認めてあげれば、このオバハンの欲求は満たせてあげてるので上手く付き合えます。
まとめ
この「欲求は満たせてあげる」ことは「マニュフェステーション」と言って、どちらかと言うとヒーリングのテクニックみたいなもんです。つまり、偉そうな人を「病んでる」と捉えて、癒やしてあげるんです。
支配した気になってる偉そうな目上の人を、実は目下の自分が支配している・・・
なんか映画の世界みたいでしょ?
若い皆さんが人付き合いで悩まないことを願っています。
何かありましたらいつでもトータル・ギター・メソッドからご相談下さい。
津本幸司