順番?
「エフェクターってどんな順番でつなげればいいんですか?」なんとも率直な質問です。でも、この質問をする人がインターネットを知らないはずがありませんので、何度かは検索したはずです。で、出てきた答えがたくさんあって混乱してるんですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギターのエフェクターのつなぎ方が分かりますよ。
はじめに
「色んなつなぎ方がある」という情報があるから混乱してるので、私はこの記事で超初心者、初心者、中級者、上級者、超上級の5段階に分けて「言い切り」ます。もし各「級」の項目で分からない用語が出てきたら1つ「級」を落として参考にして下さい。
超初心者
ギター → ディストーション → アンプ
超初心者はこれだけです。ギターとアンプの間に音をロックっぽくするディストーションというエフェクターを繋げば完成です。
初心者
ギター → ディストーション → ディレイ → アンプ
初心者はディストーションの後にディレイというカラオケのエコーのようなものを挟むと上手く聞こえますよ。
中級者
ギター → イコライザー → ディストーション → コーラス → ディレイ → リバーブ → アンプ
中級者はちょっと数が増えました。ディストーションの前にイコライザーで周波数帯域を補正して、ディストーションの後にコーラス、ディレイの後にはリバーブで残響を加えてみましょう。
上級者
ギター → イコライザー → ディストーション → アンプ
センド → コーラス → ディレイ → リバーブ → リターン
上級者が使用するエフェクターの種類は中級者と同じですが、繋ぐ場所が違います。モジュレーション系のコーラスと空間系のディレイとリーバブはアンプのセンド・リターンに繋ぎましょう。
超上級
ギター → イコライザー → コンプレッサー → ディストーション → イコライザー → アンプ
センド → コーラス → ディレイ → リバーブ → リターン
超上級者はコンプレッサーが使えるでしょう。コンプの原理が分かっている場合のみ使用して下さい。さらにイコライザーがもう一機ディストーションの後に追加になりました。ギターの直後のイコライザーはギターの原音を補正する用、ディストーションの後は歪み音を完成させる用と考えるといいでしょう。これだけの数を繋ぐとSN比が悪くなりますので「本当に自分が何をやってるか分かってる」かつ「各エフェクターのバッファーのクセ」を知ってることを条件とします。
まとめ
ギター・エフェクターのつなぎ方・・・でした。
が、ちなみに私、津本幸司はアンプにシールドを挿してアンプのつまみを上げるだけです。エフェクターは使いません・・・これでいいような気がしてますが、まぁエフェクターってギタリストのお楽しみですものね♫ご無理のない程度でお楽しみ下さい。
なにか質問ありましたらいつでもトータル・ギター・メソッドの質問スレッドからお待ちしています。トータル・ギター・メソッドの機材スレッドにご自身の機材の写真を上げて下さると私もどんな機材を会員様がお持ちか把握できるのでガンガン上げて下さいね。
津本幸司