現場で迷わない

歪みペダルは、選択肢が多すぎると逆に使わなくなります。ライブでもレコーディングでも、本当に必要なのは「今どの役割をさせるか」がすぐ決まることです。MXRのDuke of Toneは、Boost、OD、DISTの3モードを切り替えられるので、音量を少し前に出す、軽く歪ませる、さらに一段深く歪ませる、という仕事を一台で分担できます。しかもAnalog.ManのKing of Toneを基に、MXR Custom Shopと共同開発されたモデルです。価格は税込26,000円です。
足元の仕事が増える
この手の機材は単体で良いだけでは不十分です。今使っている歪みの前後に入れて使えるかどうかで、実際の出番が決まります。Duke of Toneは、他のドライブペダルと組み合わせての使用にも適しています。つまり、今のボードを壊さずに一台足せます。これが大きいです。大改造ではなく、実戦投入がすぐできます。
小さいのに役割は重い
しかもミニサイズです。ボードの面積を取りません。消費電流は6mA、True Bypass、電源は9VDCで電池駆動不可という仕様です。つまり、現代の標準的なパワーサプライ環境で運用しやすいということです。変に特殊ではありません。現場に持ち出す機材は、この「普通に使える」が大事です。
私ならこう使います
私なら、常時オンのメイン歪みというより、「この曲だけ歪みを一段追加したい」という場面用に入れます。こういう一台は、結局長く残ります。派手な多機能機より、役割が明確だからです。Duke of Toneは、名前で売れているのではありません。足元でちゃんと働くから売れているのです。歪みを一台増やすなら、私はこれをオススメします。
老後ギタリストを応援しています。
津本幸司
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