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Crypto Grooves™ が目指すもの

問題点

海外を飛び回る幼少期から音楽をやっていると、音楽だけが別れなくていい友達のように感じていました。今でもそうです。そして、それは世界中のほとんどの音楽家に共通する気持ちでしょう。

一握りの人が自分の音楽を大衆に披露し、脚光を浴び、大金を得ています。そんな音楽家に憧れて夢のレースをした80年代、90年代が終わりました。

SNSのweb2時代が始まり、投稿して承認欲求を満たすだけの時代も飽和状態です。素人音楽家がネット上でコミュニティを作っても老人会のカラオケ大会のようになるだけです。

私は1996年にコーチから「progress is happiness(進歩こそ幸福)」と教えられ、音楽教育に専念すれば他の音楽家を幸福にできると信じてきました。今もそれは変わりません。そして素人相手にファンを集める音楽家ではなくて、ミュージシャンズ・ミュージシャン、つまり音楽家の為の音楽家として2025年まで活動することを決めました。

数多くのベストセラー教則本及びトータル・ギター・メソッドⓇは満足な活動ができています。

ただ、あらゆる進歩する音楽家を見てると何かが足りないんです。

①趣味で弾いてるだけ

②自身のSNSで承認欲求満たしだけ

③音楽仲間いない

④顔と名前と職業が出せない

⑤ローテク・ワールドに居座りすぎ

なんとかならないかと考えました。

①趣味で弾いてるだけ

私は毎日数十名の演奏を見ていますが、10秒聞いて、一言コメントして、サッと次を聞く流れです。本心を言えば「この演奏だったら売れるのに」というのばかりです。たとえ初心者の演奏であっても、「これを記録していったら、成長記録として売れそう」と思う日々です。

素晴らしい演奏は評価されて対価を得るべきと思いました。

②自身のSNSで承認欲求満たしだけ

SNSで自分の友達にイイネを貰うだけの大人の音楽家は、非常にもったいないです。生理的欲求の次の段階の承認欲求を満たしてるだけです。その次の段階の、さらに次の段階の、さらに上の最後の段階にある「貢献する欲求」まで満たせないかと考えました。

③音楽仲間いない

音楽仲間なんてそう簡単に作れません。皆それぞれ立場があり、仕事があり、環境があり、私利私欲があり、音楽性があり、音楽レベルがあり、人柄があります。上手くいく音楽仲間の形は「1+他」、つまりミスチルやサザンのような1人のスターに他の音楽家が付いていく形なのは昔から決まっています。

仲間が作れないかと考えました。

④顔と名前と職業が出せない

本名、顔、職業は出しにくいものでしょう。それを基準に音楽性もジャッジし、音楽レベルで甲乙付ける人が多いからです。

どうにかして、秘匿性を保ちながらコミュニティを作り、リアルで集まって遊べないか考えました。

⑤ローテク・ワールドに居座りすぎ

音楽なんてハイテクの裏側にあるようなアートです。ギターを弾いてる人なんて木材に針金6本張って弾いてるだけです。「コーディングだ」「プログラミングだ」「web3.0だ」「ハイフリクエンシー・トレーディングだ!」「システム投資だ!」などと、先端技術や金融技術に対して「そういうのは無理」と決め込んでローテクな世界に居座ろうとしている音楽家ばかりです。

なんとか無理矢理技術革新の世界に連れてこられないか考えました。

まとめ

これらを解決しようとCrypto Grooves™を作りました。

稼げます。ブロックチェーンに残ります。ディスコードの別人格で集まれます。

津本幸司