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【間違いに気付いて!】音楽人生の軌道修正術!

このままではダメ

「このままではダメだから軌道修正したいんです」この記事をお読みになってるような意識の高い音楽家の方から頂くご相談です。マンツーマンでコーチングできればいいのですが、遠隔操作ではなかなか出来ません。ご自身で軌道修正する方法を伝授しますので、トライして下さい。

結論

自分の進行方向に虚数があることを知る。

これだけです・・・が、

わかりにくいですよね。

つまり複素数平面で考えると言うことです。

もっとわからんか?

簡単に説明

小学生レベルで説明しましょう。日の出が見たいとします。東に10km真っ直ぐ進めば見ることができるとしましょう。これって東に「+10(km)」ってことですよね?

間違って西に3キロ進んだとしましょう。間違いですよね?これって東に「ー3(km)」ってなるの分かります?その時点で気付いたら13キロ東に進めばいいんですよね?つまりあなたの軌道修正は反対方向に「+13(km)」な訳です。ここまでは分かりますね?

でも、もし北に3km進んでたらどうしますか?やってしまいがちなのが、間違いに気付いて3km戻ってスタートからやり直す軌道修正・・・結局「+13(km)」動くことになる・・・

さらに、もし北東に4.243km進んでたらどうしますか?つまり東に3km進んでるのに北にも3km進んでたらどうしますかという意味です。またやってしまうのが、4.243km戻ってスタートからやり直す軌道修正・・・結局「+14.243(km)」になる・・・

軌道修正を間違う理由

なぜこのような軌道修正をしてしまうかと言うと、音楽家が自分の音楽人生の方向をプラスとマイナスの一軸で考えてしまってるからです。つまりは「あってるか」「間違ってるか」の二択で考えてしまってる訳です。だから遠回りしてしまうんです。

ちなみに北に3km進んでるのは「+3i(km)」、北東に4.243km進んでるのは「+3+3i(km)」って書くんです。意味不明なiってのが虚数(単位)です。普通の数とiが付いてる数のが並んでたら複素数って覚えたらいいでしょう。

斜めに行く

お分かりのように北東に進んでたら、戻らなくても東に軌道修正できますよね?ここまでは分かるでしょう。でも、この軌道修正法が数多くあるから難しいんです。例えば、北東に4.243km進んでたら、精神的にリセットしたいからスタート位置に南西に4.243km戻る方が落ち着く方も中にはいるんです。正しい方向にいち早く戻りたいから3km南に戻り、真っ直ぐ東に進む道に乗るのが好きな方もいるんです。なによりも現時点から最短距離と考えて7.616東南に進むのが理にかなってると考える人もいるんです。お好きなのを選んで下さい。

どこでもドアがある

実は「どこでもドア」で一瞬で軌道修正する方法があるんです。察しのいい方はお気付きの通り、複素数の掛け算でございます〜。「も〜わからん!」と思った方は分からなくても大丈夫です。中学校で嫌いになったサイン、コサインとか言うヤツも絡んでくるからイミフですw

ま、最短距離どころか「どこでもドア」が存在することだけ覚えておいて下さい。わかる方は「何度でどれくらい進んだ自分に、何度でどれくらい進んだ自分を掛けるか」でマジックを起こして下さい!

まとめ

その「どこでもドア」を提供するのが音楽家コーチングです。人生短いんです。今日が一番若い瞬間です。ガイドなしで真っ直ぐ東に進める人なんていないんです。暗闇を真っ直ぐ歩くことすら出来ない自分に気付かなきゃ行けません。私自身今でもコーチに頻繁に相談しています。

さらに、あの・・・あなた自分がどっち向いてるか知ってます?分からないなら諦めるか、わかる人に相談するかしてください。

津本幸司