
時代は来た
30代のオッサン達、40代のジジイ達、50代の老人達に朗報です。この世代でギタリストとしてデビューすることが世界的に「アリ」になりました。
アメリカにて
アメリカでブルース・バンドがデビューしました。売れてませんが平均年齢40歳で、最年少35歳、最年長61歳だそうです。まぁ、このくらいの年季が入ってないとブルースの味なんて出ませんものね。
これがポイント
自分の年齢に合う「年季」というものがあるんです。昔、ケニー・ウェイン・シェパードがデビューしたときに、私も含めて「いや、まぁ、上手いけど、こんなガキが弾いたところで、真似事だろう・・・」と思っていました当然、今は49歳ですので、それなりの年季が入っていますし、振り返れば天才だったのは事実です。だから、こういうなんとなく違和感があるという状態をオッサン、ジジイ、老人はスキップできるのです。
注意
ここを勘違いしているのが99%の日本人オッサン、ジジイ、老人なのですが、「老害バンド」を作ってはいけません。
例
ソーシャル・メディアの投稿でよく見かけるでしょう
「今日は○駅前のバーでライブでした! 忙しいのに集まってくれたメンバーに感謝! 店長のぐっさんにも気を使ってもらって嬉しいです! オリジナルが発表できて最高でした!」
こういうのって老害です。投稿自体も老害ですが、生きていること自体が老害です。音楽というものを老害の武器に使ってはいけません。周りが迷惑します。聞かされているお客さんなんて、まぁしゃーないから行ってやるか……というノリでしょう。
病院で看護師に蘊蓄をたれながす老人と変わりません。これは止めましょう。
良い例
黙って、年季の入った演奏をして、サッと消えて行く……これができれば最高の中年ギタリストです。
これが今世界で求められているんです。ウケているんです。時代は来ましたよ!
今やること
今やることは、自分がもっている特徴を並べるだけです。
今年の夏ボストンで講義する内容です。
自分の持っている特徴というのは、営業職、サラリーマン、貧乏、独身、デブ、ハゲ、眼鏡とかでも構いません。それが自分の「カード」です。それらのカードを全部合わせて自分の「デッキ」という母艦ができあがるんです。それに何を足して何ができるかというのは考えるチームが他にいるんです。
自分で考えてできるようなら、もう既にできているはずです。自分じゃ無理です。私にもできません。そのチームに入ったことはありますが、今は時代が違います。
準備しておいてください。
中年ギタリストを応援しています。
津本幸司
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