こんな質問頂きました
「津本さんはチャーさんのピッキングについてどう思われますか?」
他人の弾き方って気になりますよね。
心配無用です。
この記事を読んだら人の弾き方をどう考えるべきか分かりますよ。
結論
気にしないのが基本です。
他人は他人、自分は自分。
手の形状も、指の形状も、筋肉の発達も、持ち方も、経験も、好みも違います。
(もし、理想像として描いている人がいるなら、まずマネをしてみると良いでしょう。上手く行く場合もあれば、上手く行かない場合もあります。)
ダメなのは
良くないのは、他人の弾き方を見て
「あれはダメだ、これはダメだ」
と言うことです。何の意味もない悪口です。誰にとってもメリットがありません。
同じく他人の弾き方を見て
「あれは上手い、これは上手い」
と言うのも、ビール飲みながら野球中継を見てるオッサンと同類です。
音楽の学習方法ではありません。
もっとダメなのは
他人の弾き方を、さらに他の人がどう思ってるのかを聞くことです。
今回頂いた質問を思い出してみましょう。
「津本さんはチャーさんのピッキングについてどう思われますか?」
まず、チャーさんの弾き方は私は知りませんし、手の形状も、指の形状も、筋肉の発達も、持ち方も、経験も、好みも知りません。全く興味がありません。
私が仮にチャーさんのファンであったり、アンチであったりして、意見を持っていたとします。
だとしても、その情報を、この質問者さんが知った所でなんの意味もありません。私の意見なんて知る必要などないわけです。
もし私が答えるのなら
もし私が答えるのなら、質問者さんと
「おい、大谷のピッチングどう思う?」
「いやぁ、いいなぁ!バッターより向いてんじゃね〜か!」
「俺は、スライダーの切れがいまいちだと思うなぁ」
「ほぉ〜、そうかぁ」
「おい、か〜ちゃん!枝豆持ってきてくれや!」
「お、奥さんビールももう一本よろしく〜」
というような低俗な会話をしているに過ぎません。
理由
この質問者さんがこの情報を知りたい理由が分かりますか?
- 自分の信念の補強材にしたい。
- 自分の懐疑心の補強材にしたい。
どちらかでしょう。
私は質問者さんを攻撃しているわけではなく、今後、質問者さんが音楽の学習をしていく上で正しい情報収集の理念を身に付けて頂きたいと思っています。
まとめ
- 他人の弾き方なんてどうでも良いことです。
- 他人の弾き方に対するさらに他人の意見なんて最もどうでもいいことです。
他人の弾き方を気にしている時間で一つでも多くフレーズを覚える方が上達の近道です。
若い方を応援しています。
そして質問ありがとうございました。