ギター初心者
なんでもかんでも触ってみないと分からない・・・ということでもないんです。触ってはいけないものがあるんです。
5つ紹介します。
①チューブ・アンプ
ギター歴半年未満の人がチューブ・アンプなんて使ったらギターが嫌いになります。電源の入れ方も難しいし、急に音が大きくなるし、クリーンの音作りはもちろん、歪みの音作りをしても音量に影響が出るし、壊れやすいし・・・良いこと無しです。
②アクティヴ・ピックアップ
アクティブ・ピックアップとは以下のようなピックアップです。
これは出力が強く、音が均等に出てくれます。これに頼ってしまうと、自力のピッキングによる強弱の感覚が身に付かないのです。車で言うとオートマから運転するようなものです。マニュアル免許だとオートマは運転できますが、逆は無理ですからね。
③ヘッドホン・アンプ
住居環境によってはしょうがない初心者もいるでしょうけど、ヘッドホン・アンプは先述のアクティブ・ピックアップの耳バージョンと考えてください。これは耳を守るために均等になってくれていると考えてもいいのですが、やはり感覚が鈍くなるので、どうしてもアンプが使えないなら生音の方がいいと思います。
④スマホ・アプリ
スマホがギターアンプやエフェクターになるアプリありますよね。あれは上記の②と③を混ぜたようなものなのです。
⑤2種類以上のエフェクター
エフェクターは効果を生む機械です。所望の音があって使うぶんにはなんら問題ありません。しかし、2種類以上のエフェクターを同時に使う場合はその相互作用も考えなく手はいけません。これができないのが初心者です。なのにも関わらず、「音が良くなるから」というよく分からない理由で繋げている初心者が多いのです。
カレーという料理に、美味しくなるからといってチーズと生クリームをたっぷりかけるようなものです。ま、本当にお好みの方はどうぞ。
まとめ
業界は物品を初心者にどれだけ売るかで競い合っています。どうせ辞める初心者ですから、ボコボコ売って消えてもらうという魂胆ですからね。
こんな商売にひっかからないで。
お知らせ
音楽家コーチング記事はnoteに引っ越ししました
津本幸司
オマケ
初心者が絶対通る必要があるコースを作りました。上級者の方は指導用にお使いください。