スケール
実はメジャー・スケールより万能なスケールがあるんです。知りたいですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、メジャー・スケールより万能なスケールが分かりますよ。
結論
メロディック・マイナー・スケールです。
理由
メロディック・マイナー・スケールが万能である理由は、上級者になった時に学ぶスケールは、結局ほとんど「メロディック・マイナー・スケールと同じ」になるからです。
例
今から、どっかにいるバークリー音大と藝大を出て、偉そうに高いスーツ着ながら、インテリ気取りしてやがるギタリストのマネをして(笑)、難しい理論的な解説をするので、テキト〜に読み流して最後の太字だけ読んで下さい。
セカンダリー・ドミナントで使えるミクソリディアンやハーモニック・マイナー・パーフェクト・フィフス・ビローなどと同様に使えるのがオルタードスケールです。このオルタード・スケールは半音上の
メロディック・マイナー・スケールです。
セカンダリー・ドミナントとトライトーンを共有するコードで代理することができます。これをサブスティテュート・ドミナントと呼び、そのアヴェイラブル・スケールはリディアン・フラット・セヴンです。リディアン・フラット・セヴンは代理前のコードのルートから始まるオルタードです。つまり、5度上の
メロディック・マイナー・スケールです。
サブドミナント・マイナーであるIV-6の時のコード・スケールはドリアンではなく
メロディック・マイナー・スケールです。
サブドミナント・マイナーであるIIm7♭5のコード・スケールはロクリアンの2番目の音を半音上げたスケールです。これはIVから始まる
メロディック・マイナー・スケールです。
終わり!
書き始めるとキリがないのでこのくらいにしておきます。つまりこういうことです
「面倒くさいスケールはほとんどメロディック・マイナー・スケール」
こう覚えておいていいでしょう。だから万能なんです。
まとめ
メジャー・スケールより万能なスケールは、メロディック・マイナー・スケールです。メロディック・マイナー・スケールが自由自在に弾けるようになるのを今年の課題にしてはいかがですか?
津本幸司
トータル・ギター・メソッドではスケールとフレーズをワンセットで学習できるようにしています。是非、以下からご覧下さい。