オルタネイト・ピッキング
弦をダウンとアップで交互に弾くのがオルタネイト・ピッキングです。注意点を色々書きますので、初心者の方はもちろん、初心者を教える先生も参考にしてください。
①オルタネイトから始めない
いきなりオルタネイト・ピッキングから始めてはいけません。左手でどの場所を押さえるかがわかるまではダウン・ピッキングだけで確認してください。左手を見なくても弾けるようになったら右手のオルタネイト・ピッキングに集中します。
②適当に弾かない
適当に弾くとやりやすいピッキングをしてしまいます。エコノミー・ピッキングという方法があるのですが、これはこれで難しく、初心者がやるとオルタネイト・ピッキングとエコノミー・ピッキングの「難しいとこ取り」のように弾いてしまいます。
③マークを書く
ダウン・ピッキングの所は「⊓」のマークを書いて、アップ・ピッキングの所は「∨」のマークを書いてください。
④空振りマークを書く
空振りするところは、例えばダウン・ピッキングで空振りするなら(⊓)とかっこを付けて書いてください。同様にアップ・ピッキングなら(∨)になります。
⑤誰かに見てもらう
自分では間違っているかどうかの判断ができませんので、一瞬で「あ、ひっくり返ってるよ!」と判断できる人に見てもらってください。ギター歴1年以上の人なら誰でも判断できるはずです。
⑥速く弾かない
これは性格の問題かもしれませんが、意外の多くの初心者が高速で弾こうと頑張ってしまいます。ゆっくり丁寧に弾いて下さい。
⑦インサイドとアウトサイドを知る
二本弦の内側を弾くインサイド・ピッキングと、外側を弾くアウトサイド・ピッキングのどちらであるかを確認して、インサイドは青で囲って、アウトサイドは赤で囲ってください。
まとめ
「これらを生徒さんにやらせてくださいね」とギターの先生方に言うと
「そんな神経質なことやってられません」
と返ってきます。
断言します、先生・・・アナタの雑な演奏はこの神経質さがないからなのです。国内でしか通用しないのはそのためです。
極度に神経質なくらい丁寧に演奏と向き合えば、20代で年収1000万円は超えます。
私の初心者用講座は上級者やギターの先生方に見て欲しいのです。「これをやってこなかったから今の自分なんだ」と気付いてもらえれば本望です。
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