無駄な練習とは?
皆さんはエレクトリック・ギタリストですよね?
「どんな練習をしたらギターが上手くなるのか?」
こんな悩みを持つ独学ギタリストがとても多いんです。
皆さんはそんな悩みありませんか?
心配無用です。
この記事を読んだらエレキギターの効果的な練習方法と、今すぐやめるべき無駄な練習が分かりますよ。
効果的な練習とは
何のためにを練習するかを考えてから練習することです。
例えばメジャー・スケールの練習をするとしましょう。
「自分はキーがCの曲でアドリブができるようになりたい。そのためには、まずメジャー・スケールを覚える必要があるんだ。テンポ120の曲だから、メトロノームを120に合わせて四分音符でも八分音符でも弾けるようにならないとダメだな。12フレット近辺の音域で弾きたいから、このポジションを練習しよう!」
と、考えてから練習するんです。
無駄な練習
回数や時間を目的とした練習です。
例えばメジャー・スケールの練習をするとしましょう。
「よし!スケールを30回弾くぞ!できるようになったらテンポを少しずつ上げて1時間みっちり練習するぞ!それをこなしたら別のポジションでも練習しよう!」
一見、ちゃんと考えて練習するギタリストに見えます。でも、この人は「何のために」メジャー・スケールの練習をしているのでしょうか?これが無駄な練習です。
無駄な練習する人が多い理由
無駄な練習をしている人が意外と多いんです。その理由は「頭を使わなくて良いから」なんです。同じ事の繰り返しほど脳に取って楽なことはありません。だからどうしても反復練習をしてしまうんです。そして、「これを繰り返していればいつかは上手くなる!」思い込んでしまうんです。さらに「だって、この本にこう書いてるし」「ネットの記事にも載ってたから」と自分の思い込みに有利な情報ばかりを収集してしまうものです。(これは「確証バイアス」と呼ばれます)
当然、音楽的に上達することはありません。行き着く先は超高速でスケール往復する曲芸師です。
音楽的に素晴らしいギタリストになるために、何のためにを練習するかを考えてから練習しましょう。
まとめ
エレキギターの効果的な練習とは「何のためにを練習するかを考えてから練習すること」です。
独学ギタリストを応援しています。
津本幸司