ト音記号
聞いたことありますよね。
というか小学校で習いますよね。
じゃあ何を意味する記号?
音楽のマーク?
分かりませんよね。
以外と中級者でも知らないものです。
心配無用です。
この記事を読んだらとト音記号が何か分かりますよ。
ト音がどこか
ドレミファソラシドは日本語でいうとハニホへトイロハです。
その「ト」の音、つまり「ソ」の音がどこにあるかを示した記号です。
かっこよく英語で言うとGの音がどこにあるかを示しています。
よ~く見るとアルファベットのGの形になってるのが分かりますか?
この記号のくるくるっとまるまった先っちょが「ト音」なんです。
へ音記号
低い音用の楽譜には「へ音記号」があります。
今度はハニホヘ・・ですから「へ」の音、つまり「ファ」の音がどこにあるかを示しています。
英語で言うと「F」ですね。
なんとな〜く形が「F」に似てますね。
実は・・・
ハ音記号ってのがあるんです。
これです。
お察しの通りどこが「ハ」音、つまり「ド」の音かを示す記号です。
こんなもん見たこともない人も多いでしょう。
しかし!
たまに出てくるんです。
合唱とかでソプラノ、アルト、テナー、ベースという四声に分類されるのはご存知でしょうか?
一番高いソプラノはト音記号、一番低いベースはへ音記号で記されますが、真ん中のアルトやテナーはハ音記号で記される場合があるんです。
で!ギターというのは低音楽器です。
でも、べース・ギターほどの低音ではありません。
テナーくらいの分類なんです。
だから、昔のアメリカのビッグバンドのアレンジや、古いミュージカルなんかの譜面ではギターがハ音記号で書かれている場合があります。
私も大学時代に
「いらね~よ、こんなもん」
と思っていました。
22歳の頃、ニューヨークの仕事で古いハ音記号のギターの楽譜を読まされて、間違えまくって、怒られて・・・
思い出したくない過去です。
まあ、今の時代のギタリストは「ふ~ん、ハ音記号ってのがあるんだ・・・」くらいに覚えておくといいと思います。
まとめ
- ト音記号はどこが「ソ」の音かを示す記号。
- ヘ音記号はどこが「ファ」の音かを示す記号。
- ハ音記号ってのもあることだけ覚えておくといいと思います。
初心者の方の参考になれば嬉しいです。
津本幸司
ドレミを知らない初心者でも始められるように心を込めて開発しました→トータル・ギター・メソッド