どこから手を付けたら
ギターを買ったけど、どこから手を付けたらいいのやら・・・いきなり弾くなんて無理・・・ですよね。わかります。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギターを買った後、最初にするべき7つのことがわかりますよ。
①ピックの持ち方
まずはピックの持ち方です。弦を弾くための道具ですね。この持ち方が分からないとチューニングすらできません。写真のように人差し指の延長線上に来るように持ちます。深すぎず、浅すぎず、鉛筆を持ったときに指の先に出る長さ程度にピックの先が出るように持つといいですね。でも最初から完璧に持つ必要はありません。何年経っても改良の余地があるのが「ピックの持ち方」なんです。上級者ほど知っているはずです。まずはテキト~に持ちましょう。
②チューニング
ギターを持ちます。座って右の脚に乗せて構えるのが一般的です。まだアンプにつないではいけません。恐らくクリップ式のチューナーを買ったと思いますが、もし、シールドでつなぐタイプのチューナーでしたらチューナーにのみつなぎましょう。ギターは細い弦から1,2,3,4,5,6弦となります。太い6弦から合わせて行きます。音の名前がE,A,D,G,B,Eになるように合わせます。
③最初のコードEマイナー
これで弦を押さえる準備ができました。「Eマイナー」を押さえます。なんだかミュージシャンっぽい響きの言葉ですが、この「イーマイナー」というのはコードの名前です。
写真のように押さえます。一番太い弦は押さえず、次に太い5弦とその次の4弦を押さえます。細い3,2,1弦は押さえません。押さえる場所は一番左にある銀色の棒(これをフレットといいます)の右側です。
④第一関節
ここで注意点です。第一関節が反対側に曲がるような押さえ方をしてはいけません。指先で垂直に押さえましょう。垂直に押さえられない場合は爪が長すぎるかもしれません。
これがちゃんとできていたら一度「ジャラ~ン!」と弾いてみましょう。
ギターっぽい音が出るはずです。
⑤ケーブルをつなぐ
さあ、エレキギター、つまり電気ギターですので、電気を通す準備をしましょう。
まずはケーブルをアンプにつなぎます。順番は「ギター→アンプ」です。
⑥アンプ電源のオン
遂にスイッチ・オンの時が来ました。まず、ギター側のボリュームを0にします。(トーンはあげておいて大丈夫です)そしてアンプのゲインやボリュームのつまみが0になっていることを確認して下さい。
そして
「スイッチ・・・オン!」
音が鳴らなかったら正解です。
⑦ボリュームの上げ方
遂に音を鳴らす時です。まず、そっとギターのボリュームを上げます。この時点でも音が鳴らなかったら正解です。
次にアンプのゲインを少しあげます。
音が鳴らなかったら正解です。
(ちなみにゲインというつまみが付いていないアンプもあります)
最後にアンプのボリュームを少しずつ上げながらジャンジャン弾きます。
「ちゅんちゅん・・・しゃんしゃん・・・じゃんじゃん・・・じゃらんじゃらん!」
徐々にエレキギターの音が鳴ってきますね。
これであなたもエレキギタリストです。
あとはいろんな音を弾けるようになるだけです。
ちなみに片付ける時は反対の順序でやって下さい。
まとめ
- 鉛筆を持つようにピックを持つ。
- チューニングをする。
- 最初のコードEマイナーを押さえる
- 第一関節が反対側に曲がらないように注意する
- ケーブルをつなぐ
- アンプ電源のオン
- ギターのボリューム、アンプのゲイン、アンプのボリュームの順で上げる
初心者の方が楽しく安全にエレキギターを弾いて頂くヒントになれば幸いです。