ワイン
音楽・絵画・ワインは3つセットなんですよ。グローバル社会で芸術家を名乗る皆さんは正しし選び方を身に付けて下さい。高いワインを飲まなくてもいいんです。詳しく語らなくていいんです。ワインを見て「秒で場所や人を判断」できればいいんです。
分かりやすく言いましょう。例えば地方の地ビールのポスターで「ギターを持った人がビール飲んでる写真」があったとしましょう。その写真の男の人がサウンドハウスのプレイテックのネックを左手でグーで握って、右手でビールを持ってたらどう思います?皆さんは瞬時に「このビール会社やばそうだな。金かかってなさそうだな。せこるところせこってるから添加物とかバンバンいれてそうだな。広告代理店が手抜きだな。そもそもこの地域がヤバそうだな。この人は多分本物のギタリストじゃなくてモデルが持たされてるだけだろうな。」とか思うでしょう。今度はビンテージ風のストラトを持って左手はディミニッシュのコードを押さえてたらどうでしょうか?皆さんなら思わず「おお!これ何年のストラトだ?ビッグヘッド?この人有名なギタリストかな?金かけてるビール会社だな。こだわりの逸品なのかな?この地域凄いな。買ってみようかな」ってなりますよね。
で、言いたいのはその判断ができる人がまともなギタリストだってことです。ワインも同じ。音楽家として最低限の判断が「秒」で出来なきゃいけないんです。
うんちくは書かずに答えだけサッと5,6個紹介します。
キャンティ
イタリアのキャンティをこれを選ぶのはカジュアルなイタリアンの場合。小高いイタリアンでキャンティ選ぶとドン引きされます。
バローロ
イタリアのバローロを選ぶのはよっぽどイタリアン詳しい人じゃないと種類がありすぎて難しいでしょう。イタリアで一番適切なイケメンを探すようなものです。通ぶると墓穴掘ります。
バルバレスコ
イタリアのバルバレスコを選ぶのはよっぽどイタリアン詳しい人じゃないと種類がありすぎて難しいでしょう。イタリアで一番かわいさが自分に適切な25歳の女の子を探すようなものです。通ぶると墓穴掘ります。
(このバローロを男と捉えて、バルバレスコを女と捉えるのも通なら分かるところです。そして若い作り手の早飲みできるのではなくて、あえて王道のガヤを二つあげてるのもポイント)
リースリング
ドイツのリースリングを選ぶのは夏のさっぱり系の料理でしょうけど、そのリースリングの甘さ度合いが分かってる時のみです。相性悪くてゲロ吐きそうな組み合わせも生まれます。
アイスワイン
ドイツのアイスワインを選ぶのはデザートとしてですが、選ぶ資格があるのは次の呪文を暗記してる人だけです。「カビネット・シュペートレーゼ・アウスレーゼ・ベーレンアウスレーゼ・アイスワイン・トロッケンベーレンアウスレーゼ」これが暗記出来てない人、分からない人はスルーしましょう。冷えてるワインだと思っちゃだめですよ!「フライング・パン」を「飛んでるパン」と思うようなもんです。ドン引きされます。
カヴァ
スペインのカヴァを選ぶのはならアジア料理の時でしょうけど、スーパーで売ってるカヴァと過去5,6年の高級カヴァって違うんですよ。それが分からないなんら選ばないのが無難です。安物選んでドン引きされるか、お会計見て高すぎて自分が引くがどっちかです。
まとめ
ワインの産地は2種類に分類されます。オールドワールドとニューワールドです。。上記はオールドワールドと言ってドイツ・イタリア・スペイン・フランスです。ちなみにニューワールドはアメリカ・オーストラリア・チリなどです。そしてオールドワールドの最高峰であるフランスに今回は触れてません。そのくらい奥が深いんです。ギター選びにフェンダーとギブソンを省いたようなもんです。
「俺ワイン詳しくなくて」というのが通用しなくなったグローバル社会で生き残るために頑張って下さい。
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津本幸司