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世界レベルの芸術家への10学【その3:食・ワイン】

食・ワイン

帰国年のアンジェリュスは私の血液になっています

昨年5月に復活させた「10学セミナー」は10学における1年分の課題を出し世界レベルの人物へ仕上げるセミナーです。好評につき今年もゴールデンウィークに開催します。サンプルとして内容をご紹介します。第3回目は「食・ワイン」です。

別物

世界レベルの身体は食事で作られています。嗜みや教養やマナーのレベルの話ではありません。ワイン・スクールのまねごとではありません。シェフやソムリエになるのではありません。知識や情報は不要です。ネットでご覧ください。しかし、ソーシエとポワソニエがあたなに提供した料理と、ソムリエが選んだワインに対する、あなたの解釈と哲学的応用が世界レベルの人体形成・人脈形成に繋がります。海外を含む「世界での実体験」のないネット民とは別物です。

年始の芸能人格付けチェックのワインや食品が「見世物」になるのも、日本ではただお金という暴力で飲食してる芸能人が多いという象徴でしょう。あのような下品な世界は不要です。(ガクトさんやヨシキさんがすごいんじゃなくて、あれが世界基準の普通です)

現代

栄養学、アンチエイジング、美容、健康のリテラシーが上がった昨今では、料理人の方々も必死で勉強しておられます。それもそのはず、彼らの最高の顧客達がこれらのリテラシーが超高い人々だからです。コンフィに使用する油の質までこだわるものです。それらを頂く私達も単においしさに感謝するのではなく、細部に至る配慮にまで感謝しなくてはいけません。

対人

料理やワインの提供側への解釈だけでなく、同席するゲストとの関係にも繋がります。性別や年齢はもちろん、肌つやを見ればエキストラ・ヴァージン・オリーヴ・オイルの種類から、バルサミコ酢に至るまで嗜好を選定できるでしょう。

金額ではない

食とワインは高額である必要はありません。実際に私個人も1400円の鴨肉のココットと3000円のジンファンデルのワインで命を救われるほどの経験をしています。

ネットの常識はウソ

ネット上に転がる下世話な情報を基準にすると世界で大恥をかき、人脈も崩れます。マナーも見栄もウソだらけです。世界基準にいる人からは「ネット検索してる系のあるあるな人」として失笑しています。

食事前に「お寿司 マナー」とか「フレンチ タブー」とか「レストラン 服装」などと検索した経験がある方は、自分の「常態」が分かるでしょう。1年掛けてそこから抜け出してください。

例えば

あなたとゲストがミシュラン星獲得店に行ったとしましょう。メニューは3種類22,000円、33,000円、44,000円としかありません。どれを選びますか?答えはありません。環境によるからです。女性側に金額が見えるメニューなら答えも変わります。仮に33,000円を選んだとしましょう。お店を出るときにお支払いするのはいくらくらいが適切でしょうか?これも場合によって答えは変わります。二人で66,000円の食事で、同額のワインを頼み小計13万円に税金とサービス料で合計15万円というのがネット上での浅い考え方です。理念や内容より数字で考えてるからです。

このようなネット民の低俗な話題では、メイン・イベントである、そのディナーの「中心」が考慮されてないのです。そのディナーは

  • お食事中心ですか?
  • ワイン中心ですか?
  • それともお姫様をおもてなしすることが中心ですか?
  • あなたが姫君に差し上げるエチケット(ワインのラベル)にどんな思いが込められるのでしょうか?

ネット民がリアルで通用しないのはこのような核心がすっぽり抜けてるからです。悲しいかな男女ともにディナー前の「検索ワード」でお里が知れます。このような情けない状態を脱却し、世界レベルの食・ワインを芸術家の人生の武器として使用すべきです。

まとめ

10学セミナーは5時間です。つまり1学を30分で走り抜ける必要があります。これさえ押さえておけば世界を渡り歩けるという1年分の課題を明示します。レストランの店員さん達は金がある、著名だけでは動きません。他のお客様もいらっしゃるからです。なぜ、私達だけ行列を作って出迎え・見送りして下さる本当の理由が分かり、あなたは1年分の課題を経て同基準の普通になることができます。

資産の問題ではありません。世界中で食とワインと絵画と音楽の最高級を長年に渡り経験しているのは一発で見抜かれます。

この部分が抜けてる音楽家・芸術家があまりに多いので通常記事の倍の文字量で熱くなり過ぎました。

いいですか、あなたのご子息が代々あなたと同じ基準になるんですよ。ここに危機感を感じて頂けることを願って筆を置きます。

津本幸司(he/him)

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