空間音響
空間音響って言葉自体が難しいですよね。これには5つのポイントがあるんです。知りたいですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、ギタリストの空間音響!5つのポイント!が分かりますよ。
1.反射を考える
とにかく空間(部屋、ライブハウス、ホールなど)の事を考える時は「反射」を最優先で考えてください。どこに音が跳ね返ってどこに届くかってイメージです。ガラス張りの部屋、コンクリート打ちっぱなしの部屋ならすごく反射しますし、絨毯張りの厚手のカーテンの部屋ならあまり反射しませんよね。細かいことは気にしなくて大丈夫ですがたくさん反射してるかだけ考えるようにするといいでしょう。
2.吸音を考える
音が反射しまくると鬱陶しいので文字通り音を吸い込んでくれる「吸音」をしましょう。ガラスや鏡やコンクリートの面があるなら布を垂らすだけでもだいぶ変わりますよ。
3.遮音を考える
遮音は「遮る」ってことですので他の場所に音が行かないようにするってことです。これと吸音を勘違いしてる人が多いんですよね。例えばコンクリート打ちっぱなしの部屋でワンワンうるさいからカーテンを垂らして「遮音できてるかな?」と考えちゃうんです。吸音と遮音は別です。
4.個体伝搬を考える
音って空気よりも「モノ」に振動が伝わって響いてしまうことの方が多いんです。テーブルなどの家具や壁や柱など・・・特にマンションなどの電話線などを張り巡らせるためのエレクトリック・パイプ・シャフトなんてギターの音をマンション中に伝えるためにあるんじゃないかってくらい周波数とパイプの径が合致しちゃってるんです。
5.拡散を考える
音の反射は吸音だけじゃなく、拡散することでも対処できます。例えばボコボコの積み木のような形のものを壁に貼るといろんな方向に反射するので、一方向に反射するのを避けられ吸音したような・・・いや吸音するより自然な状態が作れます。ディフューザーで検索してみて下さい。
まとめ
トータル・ギター・メソッドでは毎日フェイスブック・レッスンを実施しています。そして曜日ごとにテーマを変えてワンポイント・レッスンをしています。金曜日は「空間音響」についてのワンポイント・レッスンです。このレッスンを聞いた後にそこから派生する新たな質問をガンガンすることによってたくさんの知識を見つけて頂けます。是非、ご利用ください。
これは読むといいと思います。
お忙しい方は本を聞いたらいいと思います。
2021/06/04時点、2021/07/18のアドリブ集中講座は残席1です。次回は2022年です。