ギタリストの悩み解決

津本幸司がギタリストの「困った」を解決します。

実は4ステージに分かれてるギタリストの人生

ギタリスト人生

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「ギタリスト」とはギターを持っている全ての人を意味します。昨日通販でギターを買った人も、今夜武道館で演奏する人も同じ「ギタリスト」です。なにが違うか・・・実はギタリスト人生のステージが違うだけなんです。そしてそのステージは4つに分かれてるんです。知りたいですよね?

心配無用です。

この記事を読んだら、ギタリスト人生の4ステージが分かりますよ。

結論

①サバイバル・ステージ
②セイフティ・ステージ
③サクセス・ステージ
④レガシー・ステージ

詳しく見ましょう。

①サバイバル・ステージ

サバイバル・ステージとはギタリストが生き残る為のステージです。一生懸命働く時期ですね。音楽の仕事だけを意味するのではありません。ギタリストとして生きるためにローソンでバイトするべき時もあるでしょう。この時期をサバイバル・ステージと言います。

②セイフティ・ステージ

ある程度生き残れることが分かったら、このセイフティ・ステージに入ります。数ヶ月くらいなら働かなくても大丈夫っていうステージですね。バイトやめて、音楽で頑張ろうかなぁとか思える時期もそうですし、40歳くらいになって仕事も安定してきたし惰性で仕事やって(ダメですよw)気分的にはギタリストとして生きようかなぁとか思える時期もこのセイフティ・ステージです。

③サクセス・ステージ

十分にギター人生を謳歌してる時期です。別に武道館で弾くことだけではありません。家に自慢のギターをズラリと並べて弾きまくったり、好きなエフェクターに囲まれてジャンジャン弾いたり、毎週末のバンド仲間との演奏をすることもこのサクセス・ステージです。

④レガシー・ステージ

後輩、同輩、子供、孫にレガシー(遺産)を残す時期です。お金だけの問題ではないですよ。演奏音源、演奏動画、演奏経験、練習経験、練習方法、楽譜、ノウハウ、方法などをレガシー(遺産)として残す時期です。

まとめ

さあ、皆さんはどのステージにいますか?そしていつまでにどのステージに行きたいですか?ワクワクするとは思いませんか?

ちなみに私は今④レガシー・ステージにいます。私が残すレガシー(遺産)がトータル・ギター・メソッドなんです。どうぞお使い頂いて超高速でステージを登り切ってください!

津本幸司

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ギター教室物語:第五話【複数の講師から学ぶな】

はじめに

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このストーリーでは悪いギター講師とカモになった生徒とのやり取りに、どこからともなくツモトコウジが登場し悪いギター講師を懲らしめ、生徒の問題を解決します。

とある街

若森君:28歳。フリーター。バンドマン目指して複数の先生に習っている。
「今日は鈴木先生のレッスンだな!カッティングを教えて貰えるそうだ。こりゃ楽しみだ!」

鈴木:「今日はカッティングの練習だね。まず手を開いて、肘を軸にして大きく振るところから始めよう。手をとして手首を軸にして小さく振ってはダメだよ。そうだ、上手くなってきたね。」

若森君:「ありがとうございます!この調子で頑張ります!」

鈴木:「じゃ、また2週間後に会おう!」

次の週

若森君:「今日は佐藤先生のレッスンだな!佐藤先生も今日はカッティングを教えてくれるって言ってたな。よ〜し、どんどん上手くなるぞ!」

佐藤:「今日はカッティングの練習だね。まず手を閉じて、手首を軸にして小さく振るところから始めよう。手を開いて肘を軸にして弾いてはダメだよ。」

若森君:「(あれ?鈴木先生と言うことが真逆・・・)」

佐藤:「あ、若森君は変な癖が付いてるね。」

若森君:「あのぉ、実は僕・・・他にも先生がいて、その先生曰くぅ・・」

ツモト「ちょっと待った!今すぐその質問を止めなさい!」

若森君:「うぉ!な、なんですか急に・・・」

ツモト:「君は複数の先生の指導の矛盾点をどちらが正しいか聞こうとしてるのではないですか?」

若森君:「そ、その通りですが、なにが悪いんですか?」

ツモト:「その質問に対して佐藤先生がどのように答える思いますか?」

若森君:「た、多分・・・佐藤先生の方が正しいと言うと思います。」

ツモト:「じゃぁ、同じ質問を鈴木先生にしたらどう答えると思いますか?」

若森君:「多分、鈴木先生の方が正しいと言うと思います。」

ツモト:「その通り、聞いても無駄な質問なんです」

若森君:「ま、そりゃそうですけど・・・矛盾は困りますよぉ」

ツモト:「若森君はそもそもなぜ複数の先生に習おうと思ったんだい?」

若森君:「多くの視点からの指導や意見が貰えるので1人の先生に教えて貰うより上達が速いと思ったからです。」

ツモト:「多くの視点からの指導や意見を求めているのに、それらの相違点を首尾一貫させようとする方が矛盾してるとは思わないかい?」

若森君:「あ、そうか」

ツモト:「鈴木先生も佐藤先生もお考えがあって、若森君を上達させるために最初のステップとして提示したものなんだ。どちらかが正しくてどちらかが間違いというものではない。」

若森君:「でも、真逆ってのはちょっと・・・」

ツモト:「複数の先生から指導を受けようとしたのなら、真逆の考え方、指導方法、練習方法、学習順序もあると言うことを受け入れる必要があるとは思わないかい?それで混乱してしまうならそもそも複数の先生から習うべきではない。」

若森君:「まぁ、そりゃそうですけど・・・じゃあどっちの先生を選べばいいんですか?」

ツモト:「それは若森君、君次第だ。どちらの先生についても悪いことはないと思うよ。私はいつも富士山を登ることで例えている。富士山を西から登るか東から登るかは君が選べばいい。しかし、東西両方から同時にというのは無理だ。」

若森君:「でも、お世話になってるお二人の先生方からこれからも教えて欲しいです」

ツモト:「では各先生に習っている時はその先生のご指導に集中すべきだ。他の先生からどう教わったかは一旦忘れよう。富士山を東から登ってるのに西から登るルートの方が良いんじゃないかと懐疑的になったりしても登頂を遅らせるだけだよ。」

若森君:「なるほどぉ」

佐藤:「あのぉ・・・レッスン再開してもいいでしょうか・・・」

ツモト:「失礼しました、さらば!」

この物語はフィクションじゃありません。半年に一度あらゆるアマチュア・ギタリストから相談される内容です。

津本幸司

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(プロ志向の方はISMギタリスト養成所へ)

ギター教室物語:第四話【横柄は講師に近寄るな】

はじめに

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このストーリーでは悪いギター講師とカモになった生徒とのやり取りに、どこからともなくツモトコウジが登場し悪いギター講師を懲らしめ、生徒の問題を解決します。

とある街

啓君:30歳。現在アメリカの音大卒のギターの先生に習っている。
「社会人やってきたけどやっぱり音楽の道が諦められないなぁ。今のギターの先生にちゃんと相談しないとなぁ。」

米田:「お、啓!俺昨日飲み過ぎてよぉ。最近かなり腹が出てきて困ってんだよ。あ〜あ。つまんねぇな。で、おまえ今日は何教えてほしんだ?」

啓君:「米田先生、僕やっぱり音楽で食って行きたくって・・・」

米田:「そんな簡単じゃねぇよ!音楽業界ってのは競争だぜ!おまえ30歳だし、現実見ろよ!」

啓君:「でも、僕はこのファンクの演奏技術を伸ばして一旗揚げたいんです!」

米田:「ほぉ、じゃあ、弾いてみろよ」

リズム(チャカチャカ・チャ〜ン・・・・)
リード(キュイーン、ペロペロ・・・・)

米田:「おまえ何が悪いか分かるか?基本的にリズムが悪いんだよ!」

啓君:「はぁ・・・」

米田:「でな、基本的にリード演奏がかっこ悪いの分かるか?」

啓君:「そう言われても・・・で、どうしたら良いんでしょうか?」

米田:「それを自分で考えるのが音楽の練習だろうが!ま、ファンクなんて音楽はペンタトニック・スケール一発で決めるのがカッコイイんだよ。がちゃがちゃテクニック見せようとしてもダサいだけだろ!」

啓君:「はぁ・・・」

ツモト:「ちょっと待ったぁ!啓君、ギターで食って行きたいならすぐこの先生から離れなさい」

米田:「だ、誰だ?なんで俺の部屋に?」

ツモト:「私は悪徳講師の前にどこからともなく現れる者です。全国の優良ギター教室を作ってきたツモトコウジと申します。」

啓君:「な、なぜ米田先生から離れなきゃいけないんですか?」

ツモト:「啓君には不適切な講師だからです。というか全てのギタリストに不適切な講師だからです。」

米田:「な、何を無礼な!どこが不適切か言ってみろ!」

ツモト:「リズムが悪いと指摘しましたよね?しかしそれに対して説明もなければ、対処法も考えてない。どのリズムが何に対してどう悪いから、どのような方向に向かうために、何をどのくらいの期間、どう練習するかを明確に教えなくてはいけません。そうじゃなければただのイジメです。」

啓君:「(よくぞ言ってくれた!・・・)」

米田:「う、うるせぇなぁ、後から言おうと思ったんだよ!」

ツモト:「かっこ悪いとの指摘がありましたよね?カッコイイ、かっこ悪いの基準は何ですか?だれが決めたんですか?あなたはペンタトニック・スケール一発がカッコイイと言っていましたが、それは誰が決めたんですか?あなたこの音楽世界の基準ですか?」

米田:「う、うるせぇ、俺は俺の世界観でやってきてるんだよ!啓だって俺についてきてんだから文句ねぇはずだよ!」

ツモト:「じゃあ啓君は米田先生の価値観を信じるんですよね?将来この人みたいになりたいんですよね?見た目も、言葉遣いも、音楽性も全て啓君の目指す形なんですね?」

啓君:「そ、それはちょっと・・・(苦笑)」

米田:「おめぇ、失礼なヤロ〜だな!」

ツモト:「どれだけ偉いギタリストでも自分の価値観を人に押しつける権利はありません!その権利を持ってるかのように横柄な態度を取るギタリストに近寄ってはいけません!」

啓君:「そ、そうだよな。米田先生のセンスは僕とは違う。下っ腹が出てるような人にかっこ悪さを指摘されるのもおかしい!アレ?ツモトさんはどこ・・・?」

米田:「あのやろうどこ行きやがった?」

啓君:「米田先生、やっぱり僕あの人が正しいと思います・・・」

米田:「確かに俺も調子乗ってたところがあるかな。ちょっとじっくりおまえの成長プランを考えてみるわ。でも、あのツモトとか言うヤツの言うとおり俺から離れるんなら引き留めねぇぞ。」

啓君:「いえ、僕は米田先生に考えてもらいたいっす!」

米田:「そ、そうか(涙)」

めでたしめでたし

この物語はフィクションです!アップロードしながらスタジオのセキュリティ・システムが強化モードになってることを確認してしまいましたが・・・だって、最も多いあるあるなんですもの・・・

全てのギタリストに素敵な先生が見つかりますように。見つからない方は私がトータル・ギター・メソッドで指導します。

津本幸司

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 (プロ志向の方はISMギタリスト養成所へ)

ギター教室物語:第三話【街のギター教室には行くな】

はじめに

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このストーリーでは悪いギター講師とカモになった生徒とのやり取りに、どこからともなくツモトコウジが登場し悪いギター講師を懲らしめ、生徒の問題を解決します。

とある街

悠斗君:25歳
「高校や大学では軽音部に入ってたけど就職してから3年間伸び悩んでるよなぁ・・・会社の近場でレベルアップできないかなぁ・・・お、ここはAaaギター教室か。なんか聞いたことあるな。行ってみよう」

受付のお姉さん

「こんにちわ!こちらのスクールは1レッスン5000円〜(税別)で、コースもたくさんありますよ。初心者コース、アコギコース、クラシック、コース、エレキコース!どちらになさいますか?」

悠斗:「あ・・・じゃあ、エレキコースで・・・」

受付:「こちらのスクールにはこんなにたくさんのインストラクターがいるんですよ。経験豊富なプロの講師陣です!どのインストラクターがいいですか?」

悠斗:「いや、どなたが良いのか分からなくて・・・」

受付:「オススメは一番人気のこの講師ですよ。プロフィールご覧になって下さい。」

経歴
16歳で邦楽バンドに憧れギターを始める。高校では3年連続文化祭バンドのレギュラーの座を勝ち取り、東京の専門学校に入学。数多くのバンド活動を経てコース内のMVPを受賞、卒業後は様々なライブ・サポート、レコーディング、イベント出演、動画出演を果たす。ファンク、R&B、ポップスのバッキングには定評がある。現在コンピューターを駆使した自身のバンドでも活躍中。

悠斗:「あ、じゃぁこの講師で・・・」

ツモト:「ちょっと待ったぁ!このギタースクールに通ってはいけません!」

受付:「あ、あなた、どこから入ってきたんですか!?」

ツモト:「どこからともなくとでも言っておきましょう」

受付:「業務妨害ですよ!」

ツモト:「何とでもおっしゃって下さい。私は架空の人間です。」

悠斗:「それより、なんでここに通っちゃいけないんですか?」

ツモト:「ウソだらけだからです」

受付:「な、何を失礼な!ウソなんて一つもありません。」

ツモト:「確かにウソと言うと語弊がありますね。【悠斗君が解釈した情報と事実が異なる】からと、言い直しましょう。」

悠斗:「そ、それウソって事ですよね・・・どこが異なるんですか?」

ツモト:「では悠斗君、ワンレッスンにいくら払うと思いますか?」

悠斗:「5000円じゃないんですか?」

ツモト:「受付のお姉さん、お支払いはホントに5000円でいいんでしょうか?」

受付:「ぜ、税別ですので500円の税金はそりゃ掛かるでしょ・・・あと、ここに記載してありますが、月に通う回数によって月額料金は変動します。」

ツモト:「安くなることもあるということですか?」

受付:「いえ、5000円〜なので、5000円が最低料金です」

悠斗:「じゃあ、月に2回だといくらですか?」

受付:「12,900円と税になります」

ツモト:「ワンレッスン7095円だよ。しかもここに「振込のみ」って書いてあるでしょ?振込手数料の200円ほども加算されて7300円になるんだよ。悠斗君が考えていた5000円とは違い過ぎないかい?」

悠斗:「確かに・・・」

受付:「合法な紹介方法ですよ!」

ツモト:「そりゃそうでしょうね。違法なことはしないでしょう。さらにウソは他にもある。悠斗君は【経験豊富なプロの講師陣】って聞いてどんな講師だと思う?」

悠斗:「プロとして活動経験の豊富なギタリストが教えてくれるってことでしょ?」

ツモト:「果たしてそうでしょうか?お姉さん」

受付:「ウッ・・・」

ツモト:「経験豊富なプロの講師陣ですよ。経験豊富なプロ・ギタリストが講師陣を務めてるんじゃないんです。つまり、プロ講師陣なだけ、当たり前ですよね?お金もらってレッスンするわけですから。しかも経験豊富の基準なんてありませんから何とでも言えますよね。」

受付:「私達の基準では経験豊富なんです!」

悠斗:「じゃ、講師歴って何年なんですか?」

受付:「2年です・・・」

悠斗:「・・・」

ツモト:「分かったね。これだけじゃないよ。プロフィールをよく見てごらん。

16歳で邦楽バンドに憧れギターを始める。高校では3年連続文化祭バンドのレギュラーの座を勝ち取り、東京の専門学校に入学。数多くのバンド活動を経てコース内のMVPを受賞、卒業後は様々なライブ・サポート、レコーディング、イベント出演、動画出演を果たす。ファンク、R&B、ポップスのバッキングには定評がある。現在自身のバンドでも活動し、インストラクターとしても大人気である。

つまり、高校でバンドやって、専門学校入っただけ。コースなんて多くて30人程です。その中で先生に上手いと評価されただけ。サポートやレコーディングやイベントにも具体的なアーティスト名がなければ、動画なんて誰でも撮れるでしょ?バッキングの定評なんて確認のしようがないですよね。」

悠斗:「でもこんな教室に雇われたんだから上手いんじゃないんですか?」

受付:「そうよ!うちは厳正な審査をして講師を雇っているのよ!」

ツモト:「無料体験レッスンがあるようですね。悠斗君、受けてみたらいかがですか?」

悠斗:「ま、ものは試しです・・・まずはお姉さんを信用しておきます」

受付:「いい気味だわ!」

ツモト:「私はここで失礼します。」

講師:「こんにちは!宜しくお願い致します。講師です!」

悠斗:「(若・・・)あ、宜しくお願い致します。先生っておいくつなんですか?」

講師:「22歳です!2年生の専門学校出てから2年間ここで教えてるんです!」

悠斗:「(お、おれより3つ下・・・)あ、なんか、プロフィール見たんですけど色々活動してらっしゃるようですね」

講師:「あ、あれは形だけですよ・・・ここの教室になんかプロフィール書けって言われて(苦笑)実質ここで週2回子供達を教えて、残りはセブンでバイトしてます。」

悠斗:「・・・(あの人、正しかったんだ・・・)」

おしまい

このお話はフィクション!フィクションですよ!ホントのホントにフィクション!絶対にこんなスクール存在しませんからね!ハァハァ・・・似たようなスクールや先生がいたら偶然に起因します(グランドセフトオートの逃げ方)

津本幸司

上記のようなスクールに通わずにトータル・ギター・メソッドで私と一緒に練習しましょう。圧倒的に効率良く上達します。

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(プロ志向の方はISMギタリスト養成所へ)

ギター教室物語:第二話【有名ギタリストを信じるな】

はじめに

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このストーリーでは悪いギター講師とカモになった生徒とのやり取りに、ツモトコウジがどこからともなく登場し悪いギター講師を懲らしめ、生徒の問題を解決します。

とある街

拓也君:ギター好き20歳
「将来はバンド活動たくさんやりたいな!よし!ギターをマジで練習しよう。どこかに習いに行かないとな!お、雑誌に載ってるギタリスト悪山がYouTubeやってる・・・へぇ、このギタリストって教則本も書いてるんだ。レッスンも随時可能かぁ・・・この人のところがよさそうだな。」

悪山:ギター講師36歳
「そうか、君はプロになりたいんだね。今日から宜しく!」

拓也:「悪山先生、リディアンとは何でしょうか?」

悪山:「君にはまだ早いよ。」

拓也:「カッティングはどうやるんですか?」

悪山:「ピックを力強く握って、腕を思いっきり振るのが決まりだ。」

拓也:「音楽理論は教えてもらえるんでしょうか。」

悪山:「僕もプロだが難しい音楽理論は不要だと言い切れるね。基本の規則だけ覚えるといい」

拓也:「基本の規則とはなんですか?」

悪山:「ブルースはペンタトニック・スケールで弾くとか、ダイアトニック・コードのでの進行にはキーのメジャー・スケール以外は弾いちゃいけないとかだ。」

ツモト:「ちょっと待ったぁ!このギタリストから習うのをすぐに止めなさい!」

拓也:「び、びっくりしたぁ・・・」

悪山:「だ、誰なんだ!?」

ツモト:「申し遅れました。全国の優良ギター教室を作ってきたツモトコウジと申します。」

拓也:「なぜ、この悪山先生のレッスンを止めなきゃいけないんですか?」

ツモト:「このギタリストは何も知らないからです。」

悪山:「し、失礼な!俺は教則本も書いてるし、雑誌にも載ったことがある、YouTubeのチャンネル登録者数も3万人だぞ!」

ツモト:「確かにあたなは小さな世界で人気のあるギタリストなのでしょう。しかし、人を指導する技術は無いに等しい。」

拓也:「なぜですか?さっきから丁寧に教えてくれてますよ?」

ツモト:「リディアンが何か聞いた時に『まだ早い』と逃げましたよね?『これこれこういうものだけど、今この話が分からないならまだ早いかもしれないので、これこれを説明した後のこの時期に説明する』と理由を説明すべきです。そして『カッティングは腕を振るのが決まり』と言ってましたね?奏法に『決まり』は無いんです。さらに、『難しい音楽理論は不要だと言い切れる』そうですね。自分の経験談をあたかも正しい統計分析をしたように言ってはいけません。最後に『基本の規則を覚えるべき』と言いましたよね?音楽理論は『規則ではない』んです。そんな偽物の知識をどこから手に入れたのですか?出身校はどこですか?」

悪山:「うっ・・・せ、専門学校です・・・もう潰れましたが・・・」

ツモト:「そうでしょうね。時代の流れに上手く乗れたのは素晴らしいことでしょう。でも、正しい知識を持たないギタリストがあたかも正しい知識を持っているように振る舞うのは危険な行為です。」

拓也:「あぶねぇ。信じるところだった・・・」

ツモト:「無理もないでしょう。名前を聞いたことがあるというのは偉い人、スゴイ人、正しい人と思ってしまうものなんです。でも今の時代は誰でも教則本が出せる時代、誰でも雑誌に載れる時代、誰でもYouTube動画を投稿できる時代なんです。」

拓也:「ユーチューバーは疑って掛かった方が良いってことですか?」

ツモト:「いや、そうではないですよ。玉石混交、つまり良いギタリストと悪いギタリストが混じってるので慎重に先生を選ぶべきと言うことです。きっちり経歴を調べてから門を叩きましょう。」

おしまい

この物語はフィクション・・・であり続けることを願って。

津本幸司

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(プロ志向の方はISMギタリスト養成所へ)

ギター教室物語:第一話【生徒募集と体験レッスンに騙されるな】

はじめに

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このストーリーでは悪いギター講師とカモになった生徒との間に、ツモトコウジがどこからともなく登場して悪いギター講師を懲らしめ、生徒の問題を解決します。

とある街

正人君:ギター好き25歳
「お、スマホゲーム中に広告が出てきたぞ。どれどれ。AAギター教室が生徒募集かぁ、体験レッスン無料かぁ、しかも初心者歓迎だって!行ってみよう!」

悪田:ギター講師40歳
「こんにちわ。悪田です。君は初心者なんだね(へへへ)」

♫ジャンジャン♫あーでもない、こーでもない♫じゃらじゃら♫

悪田:「あっという間の30分だったね。うちのカリキュラムはしっかりしてるよ。すぐに上手くなるからね!月々9,980円で月2回の30分レッスンが受けられるよ。安いでしょ?!さらに1年分チケット制にするとレッスン1回分無料になるよ。お得でしょ?!」

正人:「はぁ・・(多分安いんだろうなぁ)」

悪田:「君は初心者だから教材費もそんなに掛からないし、君は才能があるから私が特別に入会金を半額の5,000円にするように受付のお姉さんに言っとくことも可能だよ。」

正人:「そこまでしてくれる・・・じゃ、じゃぁ入会しま・・・?!」

ツモト:「ちょっと待ったぁ!このギター教室に入会してはダメだよ。」

悪田:「だ、誰なんだ!?」

ツモト:「申し遅れました。全国の優良ギター教室を作ってきたツモトコウジと申します。受付の方が入れて下さいました。」

正人:「なぜ、入会しちゃだめなんですか?」

ツモト:「君はまんまと悪徳商法に引っかかってるからだ!」

悪田:「し、失礼な!どこが悪徳商法なんだ!」

ツモト:「スマホに広告が出てきた訳だね?その広告費は誰が払ってると思う?君が払うんだ。受付にお姉さんがいたんだよね?その人件費も君が払うんだ。入会金が半額になるんだよね?講師の一言で金額がガラッと変わるずさんな経営だ。教材費のそんなに掛からないという言葉も聞き流してはいけない、いくら掛かるかは講師次第で決められるわけだからね。そして、30分5000円のレッスンは高すぎる。安いというのはウソだ。しかも1年分まとめて取ろうとしてるんだよ。入会したら12万円払わされることになる。返報性の原理という心理テクニックを使って、無料体験レッスンと割引への口利きに恩義を返さなくてはと思わせる手法なんだ。」

正人:「あ!」

悪田:「うっ・・・」

ツモト:「入会する理由は【講師が信頼できるから】であるべきであり、【講師に恩義を返したいから】であってはいけないんだ!」

正人:「確かに信頼はしてない・・・」

悪田:「なぜ俺が信頼できないんだ!無礼者!」

ツモト:「では、なぜそんな巧みなセールス・トークが必要なんですか?なぜ、割引が必要なんですか?」

悪田:「こっちも商売なんだ!客を捕まえようとして何が悪い!」

ツモト:「はっはっは!まんまと尻尾を出しましたね。初心者ギタリストを金を持ってくる客として扱い商売をするギター教室。私はこのようなギター教室が日本に存在することを悲しく思います。音楽を学ぶ人を心から応援したいという気持ちがないならギター教室を運営する資格はないんです。だから私は、正しい気持ちを持った素晴らしいギタリスト達に正しいギター教室の理念を教え込んで、全国に多くの優良ギター教室を作ってきたんです。」

悪田:「俺だってウソを教えてるわけじゃね〜んだ!」

受付のお姉さん:ガチャ「ねぇあなた・・・あ、レッスン中?」

正人:「あ、受付のお姉さん・・・」

悪田:「うるさい!おまえは引っ込んでろ!」

受付のお姉さん:「幼稚園のお迎えの時間だから私は行くわよ。」

ツモト:「やはり受付の方は奥様なのですね。人当たりの良い方でした。お子さんも小さいようですね。生活大変なのでしょうね。お察しします。」

悪田:「くぅ(泣)・・・思いのほか金が掛かって・・・俺、どうしたらいいんでしょう・・・」

ツモト:「おやおや、今度は講師からの人生相談タイムですな。」

悪田:「ギター教室以外には仕事がないんです・・・チケット制や割引トークなどはビジネス書に書いてあったのをそのまま真似したんです・・・」

ツモト:「あなたの演奏を先ほど聞きましたが、素晴らしいギタリストだと思います。お金がないから『初心者ギタリストを餌にする』という考え方を捨てて、『初心者ギタリストに上達してもらって楽しくギター演奏をしてもらおう』と心から思うようになれば初心者ギタリストもたくさん来ると思いますよ。月謝の設定、支払い制度、広告比、人件費など一緒に見直しましょう。」

悪田:「お、お願いします」

半年後・・・

正人:「ツモトさぁ〜ん!」

ツモト:「お、正人君じゃないか。久しぶりだね」

正人:「あの後、悪田先生のところに通うことに決めたんです。今じゃかなり上達しましたよ!」

ツモト:「お、それじゃ私とセッション・バトルしよう!負けないぞ!ハハハ」

おしまい

このお話はフィクション・・・だと思います?(心臓バクバクしながら読んでる横浜のギター講師が一人いるはずです)

津本幸司

f:id:totalguitarmethod:20190704151940j:plain(プロ志向の方はISMギタリスト養成所へ)

最も多い間違ったバンド練習法

バンド練習

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ライブ直前になって間違ったバンド練習の方法をするバンドがめちゃくちゃ多いんです。

もし自分のバンドの練習方法が間違ってたらどうしよう・・・不安ですよね。

心配無用です。

この記事を読んだら、間違ったバンド練習法が分かり、それを避けることができますよ。

結論

曲を通すだけの練習

以上

詳しく

曲の最初から最後まで通すバンド練習で満足するバンドってホント多いんです。コレって何の練習にもなってないんです。「皆で同じタイミングで始めて、同じタイミングで終われたね。良かったね!」って言ってるだけです。幼稚園児の合唱と同じことです。もちろん「バンドで合わせて曲の演奏を楽しむ」ことが主旨ならコレでばっちりなのですが、練習にはなりません。それなのにライブの直前でこの練習方法をするバンドの多いこと・・・まぁ気持ちは分かります。一度全曲通しておかないと不安・・・ですものね。まさにその不安を解消するためだけの「おまじない」に過ぎないと思ってやるならまぁいいのかもしれません。

似非良いバンド練習

上記のような「おまじない」バンド練習が無意味と感じる【意識高い系バンド】は「似非良いバンド練習」をします。狭いスタジオで爆音で掻き鳴らしながら1曲通した後に、眉間にしわを寄せて「ねぇ、Bセクションのベースのノリとドラムのノリが合ってない気がするんだ・・・」とか「バンドの抑揚が足りない気がする・・・」とか何とでも捉えられるような、対処法の見つからない意見交換をしまくります。そしてクールな笑顔と共に納得の表情を浮かべて「確かにそうだな、それを踏まえてもう一回通してみようぜ」となります。でも、これは結局「おまじない」を繰り返してるだけです。そして「おまじない」だと認めようとしてないだけです。

良いバンド練習

バンマス(バンドのリーダー)が完成形をイメージできており、そのイメージがメンバー全員が共通認識として持っており、その完成形と現在の演奏の差異を補正する方法を試行錯誤するのが良いバンド練習です。

具体的には例えば、バンド全体でCmaj9の綺麗なテンション・コードの響きが欲しいとしましょう。Cmaj7のコードが記載してあり、ベースがルートをボーンと弾き、キーボードが両手でジャーンと弾き、ギターも歪ませてコードをジャラ〜ンと弾く・・・これだとバンドサウンドとしてめちゃくちゃです。完成形からはほど遠いでしょう。その時に「ベースが低音弾いてるから、ギターとキーボードは同じレンジで同じ構成音を弾いたら良いんじゃないか?」とかやってみるんです。それでも理想とするCmaj9にならなかったら、別の方法として「ベースがC2を弾いてるなら、キーボードは左手のレンジは使わずにC5以上の音を使って、ギターは敢えてEm7を弾けばCmaj9の響きになるはずだ!」とやってみるんです。それでもだめだったら他の方法・・・これがバンド練習です。これらが全て整ったら・・・1曲通すのもありでしょう。

まとめ

曲を通すだけの練習が最も多い間違ったバンド練習法です。

そして、家で練習するギタリスト・・・

1曲通して満足してたりしてませんか?

これ・・・ただの「おまじない」ですよ。

津本幸司

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