ギタリスト専用ブログ

ギタリストに役立つ記事を配信します

2019年買って良かった/悪かったEQ

イコライザー

今年も買い漁りました。良いイコライザー・悪いイコライザーがありました。知りたいですよね。

心配無用です。

この記事を読んだら、2019年買って良かったイコライザー・悪かったイコライザーが分かりますよ。

お断り

この記事は私、津本幸司のブログですので完全に私個人の意見です。特定のメーカーを攻撃することが目的ではありません。そこのところご理解下さい。

買って良かったイコライザー

TECH21 ( テック21 ) / Q STRIP

サウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

パラメトリック・イコライザーです。4バンドというシンプルな作りなのに、低域と高域の調整帯域を変化させることができるので、痒いところにてが届きます。と、いうか痒い所に「だけ!」手が届きます。

私達ギタリストが足下にイコライザーを置く理由は「補正」です。つまり、「痒い所がある」わけです。そこにだけ手が届くわけなので、完璧だと思います。


買って悪かったイコライザー

BOSS ( ボス ) / EQ-200 GRAPHIC EQUALIZER

サウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

良いんですけど・・・色々できるんです。ギターで要らないような帯域まで色々できるんです。要ります?プログラムのメモリーまでできちゃうんです。要ります?ディスプレーでどんな風に変化したか見せてくれるんです。つまり、聴覚に頼るべきギターサウンドに視覚バイアス(視覚による先入観)を植え付けてくれるんです。要ります?そりゃ、エンジニアにとっては嬉しいモノでしょう。ただ、ギタリストが足下に置くには不要なモノのオンパレードです。

さらに!イコライザーで重要なのは「Q」と呼ばれる特定の周波数を頂点として、どのくらい裾野を広げるかという部分です。これが調整できないんです・・・つまり作った人のセンスをそのまま受け入れるしかないというのが怖いところです。

「じゃあ、なぜ買った?」と言われそうです。理由は「なんか良さげだったから」です。まぁ、3万円を切るのでお遊びの予算がある方はどうぞ。私は廃品回収のオッチャンに渡してしまいました。

まとめ

TECH21 ( テック21 ) / Q STRIPが最高でした。

BOSS ( ボス ) / EQ-200 GRAPHIC EQUALIZER が私に合いませんでした。

お試し下さい。

津本幸司

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おまけ

ギタリストのイヤー・トレーニング方法

聴音・読譜

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音楽を聴いたらすぐに再現できる技術って欲しいですよね。

そのためにはイヤー・トレーニングをする必要があります。

心配無用です。

この記事を読んだら、ギタリストのイヤー・トレーニング方法が分かりますよ。

結論

6種類あります。

ディクテーションとリーディングを、リズムと旋律と和音で行います。

なんのこっちゃ?

ディクテーションとは

ディクテーションとは聴いた音を書き取る作業を意味します。例えば「ドレミ〜」と流れていたら、楽譜に「ドレミ〜」と書き取るわけです。最初はリズムだけを書き取るようにして下さい。慣れたら音名に挑戦です。メジャー・スケールから始めるのがいいでしょうか。その後にアルペジオ、慣れたら簡単なフレーズに挑戦するといいでしょう。そして、ナチュラル・マイナーで同じことをします。その後、ハーモニック・マイナーや7つのモードでも同じようにしながら、フレーズの難易度を上げていくといいでしょう。

上記は旋律のディクテーションですが、それを和音でも行います。ドミソが同時になっていたら、それを書き取るんです。メジャー・トライアドから始めるのがいいでしょう。その次にマイナー・トライアド、次にディミニッシュとオーギュメント。それら4つに慣れたら7thコードに挑戦です。キー=Cのダイアトニック・コード7つでいいでしょう。その後に「コード進行」の書き取りに挑戦して下さい。

リーディング

リーディングとは文字通り「読む」と言うことです。楽譜を声に出して読んでゆきます。最初はリズムだけでいいでしょう。「ドレミ〜」と書いてあったら「タタタ〜」とリズムを読んでゆきます。慣れたらシラブルと言って「ドレミファソラシド」の音名を言いながらピッチを無視してリズムを読みます。慣れたらピッチを付けてゆきます。これを和音でも行います。もちろん和音は歌えませんので、「ドミソ」と和音が書いてあったら、低い音から「ド・ミ・ソ」と読めばオーケーです。

自分じゃ無理?

そりゃそうです。私達バークリー音楽大学や藝大出身者は血を吐くようなトレーニングを積んで大学に入学して、さらに大学入学後に何年もトレーニングさせられるんです。独学でチョロっとやってマスターできるようなものではありません。

まとめ

イヤー・トレーニング方法の6種類でした。

私でも個人に合わせて「今後このようにトレーニングをしてゆけば良いですよ」というアドバイスが4時間掛かるんです・・・

ISMギタリスト養成所の生徒は全員やっています。

お近くに音大出身者がいる方はトレーニング方法のアドバイスを貰って下さい。

注意!いいですか?!音大出身者限定です!東大出身者の言うことでも聞いたらダメですよ!これは正統な音楽教育をトップレベルで受けた人限定で伝授できるものだからです。ネット上のほとんどのアドバイス、及びアドバイスしている人の【音楽の学歴】が論外です。

津本幸司

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おまけ

2019年買って良かった/悪かったディレイ

買い漁りました

今年も買い漁りました。良いディレイ・悪いディレイがありました。知りたいですよね。

心配無用です。

この記事を読んだら、2019年買って良かったディレイ・悪かったディレイが分かりますよ。

お断り

この記事は私、津本幸司のブログですので完全に私個人の意見です。特定のメーカーを攻撃することが目的ではありません。そこのところご理解下さい。

買って良かったディレイ

MXR ( エムエックスアール ) / M169 Carbon Copy Analog Delay

サウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

やはりこれに落ち着きました。あらゆる浮気(?)をしましたが、やはりこれに戻ってきました。ディジタル・ディレイは反復される音がそのまま繰り返されるから耳障りなんです。その点このアナログ・ディレイは反復されるおとがちょっと「こもって」くれるので聴感上自然に感じます。弾いてても違和感ないです。そして、つまみ操作が「直感」とリンクしてます。「このくらい回したら、このくらい変わって欲しいなぁ」という感覚とマッチしていました。あくまで私の主観です(が、お使いの方はそう思いませんか?)

買って悪かったディレイ

BOSS ( ボス ) / DM-2W

サウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

昔のボスのアナログ・ディレイは凄く好きでした。上記のMXRのような反復される音の「こもり」がありました。ただ、弾く音によっては「あ、この辺の周波数を反復させると、ちょっとわざとらしいなぁ」と思う所もありました。恐らくそこが改善されたんだろうなぁと思って、この復刻版と言うかアップデート版を買ってみました。そうすると・・・

その「ちょっとわざとらしいなぁ」という部分が【全部】になっていました。

夜中に1人で

「なんでやね〜ん!逆だろがぁ〜!」

と、つっこんでしまいました。

まとめ

MXRのM169 Carbon Copy Analog Delayが最高でした。

DM-2Wが私に合いませんでした。

お試し下さい。

津本幸司

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おまけ

【グレード・アップ!】ギタリストの練習方法

練習方法

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練習のやり方があってるのかどうかも不安ですよね。ネットでしらべても、自分の目的やレベルに合ってるかどうかなんて分かりませんよね。

心配無用です。

この記事を読んだら、ギタリストの練習方法が分かりますよ。

結論

(習慣+儀式)× 拡大→計画→遂行

この流れで練習します。

(習慣+儀式)

スケールの練習をする習慣や、カッティングの練習をする習慣などギターを持ったら何かしらの練習をする習慣を身に付けましょう。習慣は何も考えなくてもできるものです。トータル・ギター・メソッドの会員様なら「毎日1コンテンツを5分練習する」というもので十分でしょう。

そして、儀式をしましょう。儀式は「あ〜して、こ〜して」とちょっと頭を使わなくてはいけませんし、多少労力も必要です。トータル・ギター・メソッドの会員様なら「5秒動画を撮影してアップする」とか、「津本幸司に質問する」とか、「他の会員様の演奏を1分観る」とか、「毎日のライブ動画を観る」とかで良いでしょう。

拡大

上記の(習慣+儀式)を拡大します。例えば、毎日トータル・ギター・メソッドのスケール編のポジションを往復する練習を5分ずつやってる人は、次の週には「実践フレーズをやろう!」としたり、カッティングの練習を毎日やってる人は、次の週には「自分のパターンにカスタマイズしてみよう!」としたりして「習慣の拡大」をします。

儀式に関しても、毎日トータル・ギター・メソッドの「他の会員様の演奏を1分観る」ことが儀式である人は、「この会員様の良いところを1つ見つけよう」としたり、「5秒動画を撮影してアップする」ことが儀式である人は「撮影前に30秒だけ長く練習しよう」ととしたり、「儀式を拡大」します。

計画

具体的にその拡大を遂行する計画を立てます。「来週の水曜日から」とかで良いでしょう。

遂行

そして来週の水曜日になったら計画通り実行します。

反復

それがその水曜日からの(習慣+儀式)になってるはずですので、翌週には、また、拡大し、計画し、遂行・・・その翌週にはその新たな(習慣+儀式)を拡大、計画、遂行・・・と繰り返すわけです。

もちろんこの周期が毎週でなくても、毎日でも、毎月でも構いません。

まとめ

(習慣+儀式)× 拡大→計画→遂行

この流れで練習します。

毎日トータル・ギター・メソッドライブ放送で「こういう練習をしたらいいですよ〜」と言ってるのはその拡大方法のアドバイスとお考え下さい。

津本幸司

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おまけ

バンドの打ち上げがバンドを壊す?!

ライブ打ち上げ

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「お疲れ様でした!かんぱ〜い!」

この至福の瞬間・・

この打ち上げ・・・

実は方法によってはバンドが崩壊します。

怖いですよね。

心配無用です。

この記事を読んだら、どんな打ち上げがバンドを崩壊させるか分かりますよ。

結論

長い打ち上げ

これがバンドを崩壊させます。

最長1時間にしましょう。

根拠

達成をセレブレート(祝う)するのは一瞬だけが基本です。なぜならば次の達成に向けての準備があるからです。長時間祝うと「これで終了〜ぉ!」と脳が思ってしまいます。「このバンドもこんなもんなんだろうなぁ〜」と思い始めてしまい、向上心がなくなり、お客様も寄り付かなくなり、メンバーもダラダラし始めて、いつの間にか、ライブやリハーサルが打ち上げをする前の「儀式」になってしまいます。

ライブごとき

バンドのライブなんてギタリストにとって、音楽家にとって毎日の活動の1つに過ぎません。イチイチお祝いしてたらキリがない。しかも長時間なんて。

どちらかというと

どちらかというと、バンドのライブの後は「お客様全員がお望みの時間を提供できたのだろうか?」とビクビクすべきです。さらに「お客様が自分の演奏を聴いてお祝い気分になっているだろうか?」と不安になるくらいが丁度いいんです。自分で祝ってどうすんねん・・・

一瞬の打ち上げが最高

私達は達成し続けなければいけません。打ち上げをやるなとは言いません。短いお祝いなら効果的です。自分が「定期的に達成できる音楽家なんだ」ってことを脳にインプットできるからです。やるなら最長一時間で「しっかり」お祝いしましょう。「しっかり」であり「長く」ではありません。

ちなみに

私は15年前からライブ終了時にお客様とメンバーを交えた歓談の時間を1時間設けています。これが津本幸司ライブの特徴の1つです。その時間はお祝いです。私もメンバーも全員笑顔です。しかし、最後のお客様をお見送りした瞬間バンドが凍り付きます。そりゃそうです。私が毎回、豹変したかのようになるからです。

目的は1つ、お客様に最高の音楽と時間を提供すること。そして、コンスタントに提供し続けることです。

ただし、これは厳しい世界基準のプロ限定の話ですよ。マネしないでね。

まとめ

打ち上げは小一時間しっかりお祝いしましょう。そして、サッと頭を切り替えて次の達成に向けて精進しましょう。

津本幸司

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おまけ


 

2019年買って良かった/悪かったディストーション

買い漁りました

今年も買い漁りました。良いディストーション・悪いディストーションがありました。知りたいですよね。

心配無用です。

この記事を読んだら、2019年買って良かったディストーション・悪かったディストーションが分かりますよ。

お断り

この記事は私、津本幸司のブログですので完全に私個人の意見です。特定のメーカーを攻撃することが目的ではありません。そこのところご理解下さい。

買って良かったディストーション

ストライモンRiverside

サウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

今年はジャズ・アンプをメインで使いましたのでヘビー・ディストーション・サウンドが作りにくい環境でした。このRiversideはアナログとデジタルが両方入ってるので、痒いところに手が届く感じでした。2チャンネルの設定ができること、設定が記憶できること、記憶した設定から「ちょい変え」できること、エクスプレッション・ペダルで緊急操作が足でできること、3バンドのイコライザーが付いてること、ドンッとゲインの量を変えるスイッチが付いてること・・・まぁ、全機能を使わせて頂きました。最も助かったのが、ノイズ・ゲートが入っていること、そしてそのゲートのスレッショルド(掛かり始め)が設定できることでした。静かなジャズ・バーではちょっとしたノイズが気になるモノです。私が神経質なのは周知の通りですが、そんな私も納得です。

買って悪かったディストーション

ROWIN ( ローウィン ) / DIST-III

サウンドハウスで見るサウンドハウスで見る

ラットのコピーが2500円。これは使い捨てに良いと思って買いました。使い捨てではなく、箱を開けて、電源さして、シールド繋いで、Aマイナー・ペンタトニック・スケールを弾いて、そのままシールド抜いて、本体を燃えないゴミに分別してしまいました。残念ながらラットのコピーとは考えられませんでした。オリジナル・ディストーションと考えれば使える環境はあるかもしれません。でも、2500円あれば他にもっと良い中国製のディストーションが買えると思います。(繰り返しますが、私も人の子、好みがあります。個人の意見です)

まとめ

ストライモンRiversideが最高でした。
ROWIN ( ローウィン ) / DIST-III は私に合いませんでした。
お試し下さい。

津本幸司

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おまけ

ギタリストがアスリートから学ぶこと

アスリート

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私自身、トライアスリートです。ランニング、バイク、スイム、補強(筋トレ)たくさんのトレーナーに付いています。最も大切なのがアスリートのメンタル・コーチです。このコーチの教えは音楽にも活きます。知りたいですよね。

心配無用です。

この記事を読んだら、ギタリストがアスリートから学ぶことが分かりますよ。

このコーチはアメリカ人です。ルーザー(敗北アスリート)の「あるある」でいつもお話下さいます。ちょっとカタカナが多くなるのをご了承ください。

ルーザーは簡単な方の答えを選んでしまう

ルーザーは常に簡単な方の答えを選んでしまうんだ。海で泳ぐ時に、迂回せずに直進した方が簡単と考えてしまう。水温を考えれば迂回した方が5分後の体力を温存できるのに。テンパってる時ほどルーザーってのは簡単な方の答えを選んでしまうものだ。

心地良い方を選んでしまう

ルーザーはコンフォート・ゾーン、つまり心地良い方を選んでしまうんだ。ディスコンフォート・ゾーンにダイブしろ!トレーニング中に「これは心地良い!」と感じたら何も前進してないと思え。自らディスコンフォート・ゾーン、つまり心地悪い方へ飛び込め。それが前進だ。

体の言うことを脳が聴いてしまう

ルーザーは体の言うことを聞いてしまうんだ。体がつらい時に脳でつらいと感じるのがルーザー。逆だぜ。脳が「いける!」と思えば体が付いてくる。脳の言うことを体が「聞く」か「死ぬか」どちらかしかないと思え。トレーニング中に脳が求めているものはなんだ?強くなる肉体、速くなる肉体だろ?それを手に入れようと体が動いているわけだ。つまり完全に体がスレーブ(奴隷)になってる状態だ。それなのになぜスレーブの言うことを聞く?今すぐ、止まれ。そして考えろ、脳で。

まとめ

このコーチの話を聞くと毎晩50分で走ってる10kmランニングが、45分になるんです。レース前に電話するだけで30分台が出せるんです。

そして翌日ギターの練習するとものすごく効率よくなってるんです。応用してみて下さい。

津本幸司

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おまけ