ライブ打ち上げ
「お疲れ様でした!かんぱ〜い!」
この至福の瞬間・・
この打ち上げ・・・
実は方法によってはバンドが崩壊します。
怖いですよね。
心配無用です。
この記事を読んだら、どんな打ち上げがバンドを崩壊させるか分かりますよ。
結論
長い打ち上げ
これがバンドを崩壊させます。
最長1時間にしましょう。
根拠
達成をセレブレート(祝う)するのは一瞬だけが基本です。なぜならば次の達成に向けての準備があるからです。長時間祝うと「これで終了〜ぉ!」と脳が思ってしまいます。「このバンドもこんなもんなんだろうなぁ〜」と思い始めてしまい、向上心がなくなり、お客様も寄り付かなくなり、メンバーもダラダラし始めて、いつの間にか、ライブやリハーサルが打ち上げをする前の「儀式」になってしまいます。
ライブごとき
バンドのライブなんてギタリストにとって、音楽家にとって毎日の活動の1つに過ぎません。イチイチお祝いしてたらキリがない。しかも長時間なんて。
どちらかというと
どちらかというと、バンドのライブの後は「お客様全員がお望みの時間を提供できたのだろうか?」とビクビクすべきです。さらに「お客様が自分の演奏を聴いてお祝い気分になっているだろうか?」と不安になるくらいが丁度いいんです。自分で祝ってどうすんねん・・・
一瞬の打ち上げが最高
私達は達成し続けなければいけません。打ち上げをやるなとは言いません。短いお祝いなら効果的です。自分が「定期的に達成できる音楽家なんだ」ってことを脳にインプットできるからです。やるなら最長一時間で「しっかり」お祝いしましょう。「しっかり」であり「長く」ではありません。
ちなみに
私は15年前からライブ終了時にお客様とメンバーを交えた歓談の時間を1時間設けています。これが津本幸司ライブの特徴の1つです。その時間はお祝いです。私もメンバーも全員笑顔です。しかし、最後のお客様をお見送りした瞬間バンドが凍り付きます。そりゃそうです。私が毎回、豹変したかのようになるからです。
目的は1つ、お客様に最高の音楽と時間を提供すること。そして、コンスタントに提供し続けることです。
ただし、これは厳しい世界基準のプロ限定の話ですよ。マネしないでね。
まとめ
打ち上げは小一時間しっかりお祝いしましょう。そして、サッと頭を切り替えて次の達成に向けて精進しましょう。
津本幸司