高校生
高校生からご質問頂きました。
「国語、算数、理科、社会が小学生の頃から苦手でした。中学生になって英語が追加されて苦手な教科は五教科になりました。僕は高校を卒業したらギタリストとして音楽の道に行こうと思っています。でも、高校の先生は音楽をやる前に主要五教科はちゃんと勉強した方がいいと言っています。学力がないとギタリストなんてなれないと言っています。やはり主要五教科を勉強した方がいいでしょうか?」
心配無用です。
この記事を読んだら、主要五教科が苦手でもギタリストになれるかどうか分かりますよ。
結論の前に
私、津本幸司は幼少から海外で生活をし、両親が教師で、中学校は海外で父親とマンツーマン授業で、米国高校は飛び級で卒業し、日本のインターナショナル高校へ入り直した後、バークリー音大、藝大の流れです。つまり、参考にならない経路を通って来てることをまずご理解下さい。
そして私はすぐに本1冊暗記できます。
学力のない人に「学力が要るか」を聞くのもおかしいですが、こんなヤツも逆に参考にならないんです。
ただし、私の娘は小学校の後、中高一貫の私立に入り、明後日(!)大学受験です。つまり相談者と同年代ということです。親身になって相談に乗りました。
結論
主要五教科が苦手でもギタリストにはなれます。
主要五教科なんて要らないと思います。
今の高校までの勉強って「記憶力」を頼る勉強ばかりなんです。Googleがあれば「記憶力」なんて要らないと思いませんか?
私はベートーヴェンのピアノソナタの楽章構造まで全て暗記しています。でも「ベートーヴェンのピアノソナタ第21番の楽章構造は?」と質問された時に「えっとぉ、ヴァルトシュタイン(曲名)は・・・」と音楽を頭に流して思い出してる間に、女子高生の娘はスマホで検索し終わってます。記憶力なんて無駄です。
計算能力も不要です。計算機ありますしね、その計算機が進化したコンピューター、コンピューターを小型化したスマホまであるんですよ。スマホをアホでも使えるようにするアプリまで充実してる時代です。計算能力なんて無駄です。
意見
個人的な意見として、子供達は小学生の頃から主要四教科をやらずに、好きな事だけをやる時間と、それがどうやったら「世のため人のためになるか」を考える時間に使えば良いと思っています。そうすると、自ずと、その手段として計算能力が必要なのか、漢字の書き取りが必要なのか分かってきて、自発的に勉強すると思います。その時に質問できる先生がいるようにすればいいと思っています。
こんな学校アメリカにはありますよね。
だから!
だからこそ「主要五教科が不要だ」と言い張れるくらい、現時点でギターや音楽で「世のため人のためになること」が考えられていて、熱意を持って継続的それに打ち込めることが条件です。
上記を「勉強しないための口実」に使ってはいけませんよ♫
まとめ
主要五教科が苦手でもギタリストにはなれます。ただし、現時点でギターや音楽で「世のため人のためになること」が考えられていることが条件です。もし、その条件がクリアできてるのに、高校の先生が同じ事を言ってきたら、私、津本幸司が高校に行くから任せとけ!(お母さんはどっちの味方だろ?恐・・・)
さあ、こちらの世界においで!
津本幸司