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ホント?指盤を見ずに弾けるスケール3選!

フィンガーボード

指盤(フィンガーボード)は見れば見るほど訳分かんなくなりますよね。
スケールを弾く時はタブ譜とフレットを目で確認?
大変ですよね。

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心配無用です。

この記事を読んだら、指盤を見ずに弾けるスケール3選が分かりますよ。

ベスト3

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(トータル・ギター・メソッド〜スケール編より)

まずは何も考えずこのスケールを弾いて下さい。
ギターにはポジションという左指の形があります。
ポジションとは「特定のフレットと特定の指で担当する」という意味です。このスケールの場合は人差し指で7フレット、中指で8フレット、薬指で9フレット、小指で10フレットを担当します。これがこのスケールの「ポジション」です。
この「ポジション」という言葉を覚えた時点でもう指盤を見なくても弾けるようになったようなものです。最初の場所さえ決まってしまえば「手」を動かさず「どの指」を使うかだけを考えればいいからです。一度、指盤を見ずにトライして下さい。すぐにできると思います。

ベスト2

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(トータル・ギター・メソッド〜スケール編より)

このスケールのポジションは、人差し指で12フレット、中指で13フレット、薬指で14フレット、小指で15フレットを担当です。若干間隔が狭くなるので大柄な方だと弾きにくいかも知れませんが、フレットを見ずに弾いても「1フレットずれちゃった」などということにはならないと思います。

ベスト1

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(トータル・ギター・メソッド〜スケール編より)


ギターのスケールがややこしいのは「この系統のポジション」の存在のせいなんです。と、いうかほとんどが「この系統のポジション」なんです。「この系統のポジション」とは、人差し指か小指どちらかを1フレット分ストレッチさせなきゃいけないポジションです。例えばこのスケールの場合、ポジションとしては人差し指で5フレット、中指で6フレット、薬指で7フレット、小指で8フレットを担当になりますが、4弦のみ小指で9フレットを押さえる事になります。つまり、4弦を弾くときだけ「小指を1フレット分ストレッチしてお隣の9フレットを弾くポジション」なんです。

話だけ聞いているとそんなに難しくないですよね。
「あぁはいはい、4弦は8フレット弾いたら変な音になるから9フレット弾くんだろ?分かった分かった」
と、思うことでしょう。

ただ、これ何度か弾いてみて下さい。数回弾き終わったら、4弦の7フレットまで弾いて止まってみて下さい・・・押さえてる指が中指になっちゃってませんか?
正しいポジションとしては薬指で押さえるべきなんですが、どうしても4弦9フレットで小指を開こうとすると直前の7フレットを中指で押さえてしまうんです。
もちろん、中指で押さえた方が格段に弾きやすいのですが、この記事の主旨は「指盤を見ずに弾くスケール」です。この音を中指で押さえてしまうと、「手」が固定されないので、急に指盤から目が離せなくなります。

ベスト1に最もややこしいポジションを持って来たのは「このポジションさえちゃんと弾ければ他のどのポジションでも大丈夫」だからです。

まとめ

指盤を見ずに弾けるスケール3選でした。
この内容を詳しくトータル・ギター・メソッドのスケール編で解説しています。さらに実践フレーズも多数用意しています。動画も見放題ですので、是非参考にして下さい。

練習、応援しています。

津本幸司

何をどうやって学んだかって演奏に出るんです→トータル・ギター・メソッド