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知ってた?ギターは散歩するだけで上達する

ひたすら練習

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(冬場エッフェル塔を階段で上ると死にそうに寒い)

家に籠もって練習しまくれば上達する・・・と考えられていた時代は終わりました。あらゆる刺激を得る方が手っ取り早く上達することが科学でも立証されています。
じゃあ、何から始めようか・・・
分かりませんよね。

心配無用です。

この記事を読んだら練習以外に上達する方法が分かりますよ。

結論

散歩するだけで大丈夫です。
ただし!メモを取りながらの散歩です。

偉大な音楽家達

チャイコフスキーを始め偉大な音楽家の多くが散歩を日課にしていました。それは新しいアイデアが浮かびやすいからです。身体に単調な刺激を入れ続けると、「ああ!それいいじゃん!」というアイデアが浮かぶそうです。これを実践している経営者の方々もとても多いそうです。英語でa-ha! experienceと呼ばれます。

サティ

フランスのエリック・サティという作曲家がいました。私が好きな作曲家トップ10に入ります。このサティも散歩をしていました。この人はメモ帳を持ち歩きながら毎日散歩していたそうです。そして思い付いたことをじゃんじゃんメモして自分の曲に活かしました。かなり突拍子もないアイデアの曲ばかりです。以下曲のタイトル・・・

  • 犬のためのぶよぶよした本当の前奏曲
  • あらゆる意味にでっちあげられた数章
  • でぶっちょ木製人形へのスケッチとからかい

きっと、こんな奇抜な発想は散歩時のアイデアから出たんですね。

何分散歩?

私もサティのマネをして毎日散歩しています。何分散歩したらいいか分からずに20年ほど試行錯誤した結果、最適なのが「毎朝7分」という結論になりました。メモはスマホに取ります。音楽家として1日分のアイデアが湧き出る大切な7分です。時には人生レベルで「ああ!そういうことだったんだ!」ということを思い付くこともあります。もちろんこの7分という時間は私に当てはまることで全てのギタリストに当てはまるわけではありません。自分で試行錯誤してください。

ちなみに

ちなみにエリック・サティという作曲家は、若いときに世界のトップ音大で勉強したのに活躍した後、40歳前で別のトップ音大で勉強し直します。最近ではサティのマネをした日本人ギタリストもいるそうです。バークリー音大を主席卒業したくせに40歳で活動休止して藝大の大学院を出たヤツ・・・暇なギタリストですね。

まとめ

メモを取りながら散歩をして新しいアイデアが浮かびやすい状態を作って下さい。
そしてそれを毎日の習慣にして下さい。きっと凄いアイデアが浮かんで、超高速で上達しますよ。

頑張るギタリストを応援しています。

津本幸司

日本発、世界初のメソッドはクリック