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今さら聞けない!ペンタトニック3選!

ペンタトニック・スケール

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(トータル・ギター・メソッド検証メンバーのお写真頂きました)

ギタリストが最初に学ぶスケールです。他の楽器では弾きにくいスケールですが、ギターの構造上簡単に弾けます。さあ、初心者の方はどのペンタトニック・スケールから学びましょうか。

実はペンタトニック・スケールといってもたくさんあるんです。しかし、ギタリストがペンタトニック・スケールと言う時は、まずマイナー・ペンタトニック・スケールを意味してると考えていいでしょう。その中でもAマイナー・ペンタトニック・スケールが初心者の方が学ぶべきスケールです。そして、面倒なのがこのAマイナー・ペンタトニック・スケールには5個以上の弾き方があるんです。これを全部覚えていたら大変です。

心配無用です。

この記事を読んだら今さら聞けないペンタトニック・スケール3選が分かりますよ。
練習して頂きたい順から並べます。

ベスト1

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まずはこのポジションです。ギターの演奏はこれに始まりこれに終わると言っても過言ではないでしょう。私自身「明日からこのポジションしか弾くな」と言われても生活に支障はきたさないだろうな〜と思うくらい使用頻度の高いスケールです。最低音がAマイナー・ペンタトニック・スケールのA音になっているのも嬉しいところです。
6,2,1弦が5、8フレット。5,4,3弦が5、7フレットと覚えるといいでしょう。

ベスト2

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高いフレットを使うポジションです。このまま弾くとちょっと雰囲気が変わって覚えづらいので、初心者の方はいっそのこと6弦を忘れてしまいましょう。5弦12フレットが先程のベスト1と同じA音です。音並びは同じになりますので感覚が掴みやすいでしょう。2弦でちょこっとずれて中指と小指を使うのが気になりますよね。まぁこのポジションの「特徴」として覚えるといいと思います。慣れると使いやすいポジションです。

ステージ上で眉間にしわを寄せている中級者を見ることがあると思いますが、あのギタリスト達は大抵このポジションの1弦15フレットをチョーキングしています。

ベスト3

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最後は最も覚えにくいポジションです。なんでこんなポジションを初心者が覚えるべきベスト3に持って来たかと言うと、上級者になった時に「初心者の時のこのポジションを覚えておけばよかった・・・」と後悔するランキング・ナンバー1だからです。それはベスト1の最も頻繁に使うポジションの右隣、つまりちょい高いポジションなので、「もうちょい高い音が欲しい!」と思った時に使い勝手が良いんです。

とは言え、覚えにくいものは覚えにくいんです。苦しむ必要はありません。1,2弦だけ覚えて下さい。8フレットと10フレットだけです。もう覚えたでしょ?欲を出して3弦の7フレット9フレットも覚えてしまいましょうか?

そこまで覚えたら中級者の前で「ペンタトニック・スケール弾きまぁす!」といって、その3本弾いて下さい。
「な、なんでそんなポジションから弾くの?!」
と、言われると思います。その時に
「津本幸司のブログにあったから!」
と、言ってもらえると私も鼻高々です。

まとめ

いかがでしたか?
今さら聞けないペンタトニック・スケール3選でした。

トータル・ギター・メソッドのスケール編から抜粋しました。

4月吉日会員募集のトータル・ギター・メソッドは初心者も大歓迎です。ギターを買ったばかりの女子高生でもできるようにしました。

(実際、数名の私のスタッフ達は全員20代前半の女の子で、全くギターが弾けませんでしたが、すぐに最初の項目をクリアしました。)

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