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カッティングの手は開く?閉じる?

開く?閉じる?

カッティングの手は開いた方が良いというギタリストもいれば、閉じた方が良いというギタリストもいます。
どちらか分かりませんよね。

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心配無用です。

この記事を読んだらどうすれば良いか分かりますよ。

結論

最終的には両方できるようになる必要があります。
どちらかが正しい訳じゃないんです。
開いて弾くべきパターンも、閉じて弾くべきパターンもあるんです。

例えば

全弦を鳴らす細かい3連符を弾くなら手を閉じるべきです。
以下はトータル・ギター・メソッド・カッティング編の71番です。

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パームミュートを使うなら手を開くべきです。
以下はトータル・ギター・メソッド・カッティング編の99番です。

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最初にどちらか決める

かといって開くパターンと閉じるパターンを両方同時に練習し始めると、どちらも中途半端な状態になってしまいます。
どちらか自分のスタートする方を決めて下さい。
どちらから始めても問題ありません。
私のメソッドでは閉じる方からスタートすることをオススメしています。

それは長年の指導歴の中で習得して頂くのが最も早いと感じているからです。
これはあくまで私の意見ですので、他のギタリストの「開く方から始めた方が良い」との意見も尊重します。

スタイルによっても

さらにスタイルや好みによっても変わるでしょう。
アル・マッケイ(アース・ウィンド・アンド・ファイア)のように高音弦で小回りを効かせたカッティングを好む方は手を開くカッティングをマスターする方が先でしょう。
コードでグルーヴを作るタイプのカッティングを好む方は手を閉じるカッティングをマスターする方が先でしょう。

まとめ

最終的には両方できるようになる必要があります。

どちらから始めるかを決めて下さい。

初心者の方の参考になれば嬉しいです。

津本幸司

最初が肝心!持ち方、振り方、全て徹底的に指導しています→トータル・ギター・メソッド