ギタリストの悩み解決

津本幸司がギタリストの「困った」を解決します。

高いギターは良い音するの?

逆に安いギターは良い音しないんでしょうか?

安いギターを使ってて悪い音に慣れちゃうと下手になる?
これ心配ですよね。知恵袋や2チャンなどでワイワイやってます。

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心配無用です。

この記事を読んだら本当に高いギターが良い音で安いギターが悪い音なのかが分かりますよ。
科学的根拠に基づくので他のサイトは無視して大丈夫です。

結論

いいえ。

  • 高いギターだからといって良い音がするとは限りません。
  • 安いギターだからといって悪い音とは限りません。

そもそも

「良い音」ってなんですか?
「良い音」の定義できますか?

倍音がたくさん出ていたら良い音?
音量が大きかったら良い音?
低音が響いたら良い音?
高音がキーンと鳴れば良い音?

音色の研究者は

私達、音響心理の研究をしている人は音を周波数と時間でバラバラに分解して、視覚化して統計分析をします。

ヴァイオリンの世界では何百年も前から「良い音」と言われているストラディヴァリウスやアマーティやガダニーニなど名器があります。これを分析して練習用と比較したり、ブラインドテスト(芸能人格付けチェックと全く同じ)をする研究が現在進行系で行われています。

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そして結構な割合で名器じゃないヴァイオリンが「良い音」と判断されたりするんです。

ヴァイオリンの「良い音」が何なのか2018年現在でまだ解明されてないんです。

ギターなんて

ギター、しかもエレキギターなんて歴史的にまだ数十年です。
高級ギターが出回り始めたのも最近です。
「一般的に良い音とされているギター」なんてまだ存在しないんです。

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 じゃあ何で「良い音」って言う人がいる?
これ・・・「ウソ」です。
その人は分かって言ってません。

高級ギターを持って「このギターは良い音がする!」って言っている人はウソを言っています。

それは「良い音」ではなくて、

好きな音

なんです。

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好き」と言う言葉は主観的(自分がこう思うということ)に使用して良い言葉です。

良い」は根拠が必要です。

音の「好み」は科学の研究対象になっていますが、「良い音」って・・・?

聞いてみて下さい。

「高いギターが良い音だ!」と主張する人に聞いてみて下さい。

「なんで良い音なの?」

恐らく

「低音がこうなってて、高音があーでもないこーでもない」
こんなこと言うでしょう。

また聞き直して下さい
「なんで低音がそうなるといい音なの?根拠は?一般的に良いと定義されてる?何Hzが何デシベル違ったの?」

答えられるはずがありません。

だから私達研究者は軽々しく「良い音」とは言わないんです。

(これ上から言ってるようで、実は論文を書く自分に言い聞かせていたりします・・・)

ただし楽器屋さんは「良い音」と言うべき

楽器屋さんが、ハイエンドギターを持って「良い音」とか言う理由は一つ
「購入して欲しいから」です。
これはご商売ですから尊重しなくてはいけません。
欲しそうに見ているお客様の購買意欲をより駆り立てて、素敵なお買い物をしたと感じて頂くのは楽器屋さんとしての使命です。とても正しいお仕事の方法をしていらっしゃると敬意を表します。

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YouTubeでハイエンドギターを借りて持って「良い音」と言っている人は・・・ただ「かまってほしいだけ」ですので無視していいでしょう。

結局好みの問題

結局、良い音なんてないんです。
好きかどうかだけです。

低音が鳴る音が好きなら、レスポールが良い音で、ストラトは悪い音なんでしょう。


甲高い音が好きなら、ストラトが良い音で、レスポールは悪い音なんでしょう。初心者セットのギターなんて最高かもしれませんね。


特定の周波数の信号だけを通さないノッチフィルターがかかった音が好きな人はトム・アンダーソンは良いギターで、ポール・リード・スミスは悪い音でしょう。

まとめ

  • 高いギターだからといって良い音がするとは限りません。
  • 安いギターだからといって悪い音とは限りません。
  • すべて「好み」です。
  • 高いギターなんていりません。

無駄遣いしないでくださいね。 

津本幸司

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