カッティングは腕を振る?
カッティング時の右手の動かし方はギタリストによってかなり異なります。異なることを推奨しているプロギタリストがいるので混乱しますよね。
心配無用です。
この記事を読んだら正しいカッティングの振り方が分かりますよ。
パターンが分かれます。
- 手を開く人 vs 手を閉じる人
- ピックをしならせる vs 真っ直ぐ当てる
- ピックで弦をなでる vs 先で弾く
- ゆっくりブラッシング vs 素早く
上記の組み合わせであらゆるパターンが生まれることは明らかです。
どれを選ぶのか?困りますよね。
どれを選ぶかより誰を選ぶか
どの方法を選ぶかなんて自分では分かりません。適当に選んだらギャンブルをしているようなもんです。既にカッティングをマスターしているギタリストの方法をマネすればいいのです。凄腕のギタリストの山田さん(仮)が手を開いて、ピックをしならせて、ピックの先で素早くブラッシングしているとします。あなたが目指す方向がこのギタリスト山田さん(仮)なら、そのやり方をそっくりそのままコピーすれば良いでしょう。
私のブログですので私が決め込みます
このブログは100%私の方法で書きます。お断りしておきますが、上記の山田さん(仮)始め他のギタリストの方法を否定している訳ではありません。他のブログ記事でも再三にわたり述べていますが、富士山を西から登るか東から登るかの違いです。他人の方法を馬鹿にしたり、本当は99%の人ができてない・・・などと否定してはいけません。(こんな名前の教則本ありますよね)あろうことか中には「これが良いカッティング、これが悪いカッティング」と根拠もなく決めつける人もいますが、これはミュージシャンシップに反するあるまじき行為です。違いは尊重しましょう。
ピックを持つ手
握ります。この方法についてはカッティング時のピックの持ち方で詳しく書いていますので参考にして下さい。
- ピックはしならせません。
- ピックの先で弾きます。
- 素早くピッキングします。
具体的に
ダウン・ピッキングの時は、太ももをと指の第二関節で叩いて「ペチッ」っと鳴らせるくらいの軌道とスピードが必要です。ピックをしならせたり、弦をなでたり、ゆっくりブラッシングしていてはこの音はなりません。
アップ・ピッキングの時はまず左手をフロント・ピックアップ上に持ってきます。その手のひらを目掛けて右手の人差し指と親指でできた輪っかを素早く当てます。握っている手は円錐状のものを持つくらいの空洞ができているはずですので「ポコン!」と音が鳴るはずです。
これがトータル・ギター・メソッドでオススメしているカッティング時の正しい振り方です。
以下トータル・ギター・メソッドの解説ページからの抜粋です
まとめ
- ピックを正しく持ち、中指、薬指、小指を握ります。
- ピックをしならせず真っ直ぐに弾きます。
- ピックの先をスピーディーに当てるようにして下さい。
- ダウン・ピッキングの時は太ももを第二関節で叩いて音が鳴るスピード。
- アップ・ピッキングの時はフロント・ピックアップの上に置いた左手の手のひらと右手で音が鳴るスピード。
上記の方法は詳しくトータル・ギター・メソッド解説しています。写真や動画もありますので、参考になれば嬉しいです。