ギタリストの悩み解決

津本幸司がギタリストの「困った」を解決します。

ギターを押さえる左手の親指の位置

親指の位置って悩みますよね

リードギターを弾いている有名なギタリストを見ても、親指を後ろに回している人もいれば、ネックの上に出している人もいる。
自分はどっちにすればいいんだろう・・・悩みますよね。

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心配無用です。

この記事を読んだら自分の親指をどうしたら良いかがわかりますよ。

中級者以下の方へ

まず、この悩みを抱えておられる方は中級者以下であることと想定して書きたいと思います。と、言うのも上級者になるとどこに親指を置いておこうが問題なく弾けるからです。
だからこそ様々なギタリストの動画を見ることができる昨今は紛らわしいのです。

まずスタート地点として

「ネックの裏側の上から3分の1の場所に親指を当てて弾いて下さい。」
これが結論ではなくて叩き台です。

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調整

さてここから調整して行きます。
まず自分のスタイルがジャズやフュージョンで技術的に難しい演奏をするという人は、基本親指位置が上記のネック裏の上から3分の1の場所で、チョーキングを上にする時には親指をネックの上に出すと良いでしょう。

もし自分のスタイルがブルースや少し古めのロックで、技術的に細かい音並びを繰り返す訳ではないがチョーキングなどを多用するという場合は、常に親指をネックの上に出しておいた方が弾きやすいでしょう。低音弦の細かいスケールのラン(駆け上がったりする弾き方)の場合のみネックの裏側に移動させると良いでしょう。高音弦でのスケール・ランであれば親指を出したままでも可能かもしれません。

微調整その1

次に微調整です。ネックの上から3分の1といっても万人に適切な親指の位置とは言えません。手の大きさも違えばネックの太さも違うからです。理想を言えば手全体が「卵一個持った状態」になるようにします。

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この状態が作れるように親指の位置を微調整して下さい。

私の経験上日本人の方ですと女性、小柄な手の方、親指が短い方はネックの真ん中辺りに配置させると適切な位置になることが多く、手の大きな方はネックの上に出るか出ないかの状態にすることが多いような気がします。

しかし、ネックが極端に薄い場合は、手の大きな人もネックの真ん中辺りに配置させる事もあります。

つまり、「親指の適切な位置」というのは決まりがあるわけではなく、「卵一個持った状態」を作ることができればオーケーということになります。

微調整その2

綺麗に「卵一個持った状態」ができて、「お、これなら弾きやすそうだなぁ」と感じた人は、そのままストラップを掛けて立ってみて下さい。

・・・弾きにくいですよね。

立ったときはストラップの長さによっても微調整が必要になってくるんです。

 

ストラップが長くギター位置が低い人ほど、親指の位置をネックの上方向に移動させるのが一般的でしょう。

しかし、エクストリームのヌーノ・ベッテンコートは極端にストラップが長いのですが、腕も極端に長く、手首の関節が極端に柔らかいため信じられないような姿勢で高度な弾き方をしています。

このような体格の違う外国人のスーパー・ギタリストの動画を見てしまうから混乱するんですね。


まとめ

  • まず、ネックの裏側の上から3分の1の場所に親指を当てて弾く。
  • これを叩き台にスタイル、手の大きさを考慮して微調整する。
  • 立った時はストラップの長さによってさらに調整する。

皆様の練習のヒントになっていれば嬉しいです。

津本幸司

ただ、毎日1ページめくるだけのスケール・メソッド

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